日本代表FW前田大然ら擁するセルティックは、20日に行われたリーグカップ・ラウンド16でキルマーノック相手に0-1と敗北。今季開幕3戦目にしてスコットランド3冠の可能性が消滅する中、FW古橋亨梧のプレミアリーグ(イングランド1部)トッテナム・ホットスパー移籍説がささやかれている。
古橋は昨季、アンジェ・ポステコグルー前監督のもとで30ゴール以上をマークするなど、主力選手としてリーグ連覇に大きく貢献。ポステコグルーがトッテナム・ホットスパーの監督に就任したこともあり、ステップアップ移籍が噂されていたが、先月4日にセルティックと契約延長で合意していた。
するとブレンダン・ロジャーズ新監督のもとでスコットランド1部リーグ開幕から2試合つづけてスタメン出場し、ゴールを奪取。しかしキルマーノック戦ではフル出場も最後までゴールを奪えず。英紙『デイリーレコード』の報道によると、指揮官は試合後のインタビューで20代後半の中堅選手獲得の可能性をほのめかしたという。
そんな中、イギリスの移籍市場に精通するディーン・ジョーンズ氏は古橋の去就に言及。英メディア『ギブミースポーツ』のインタビューで、以下のようなコメントを残している。
「古橋について言えることは、彼はトッテナムが求めているものにかなりフィットするということだ。トッテナムは現時点で完璧なハリー・ケインの後釜は求めておらず、別の解決策を模索しているところだ。ケインの直接的な後釜を求めず、少し違ったものを求めるという意味では、旗手怜央もいいかもしれない」
キルマーノック戦での敗北もあり、補強の必要性に迫られているセルティック。現有戦力にどのような影響を与えるのか注目が集まる。