先日、メキシコ北東部タマウリパス州の町の上空をホバリングする巨大な「円盤型」UFO（※1）が目撃され、その映像が撮影された。
画像は「TikTok」より
夜間に撮影されたと思われる映像には、奇妙な物体が輝く光に囲まれて空をホバリングしている様子が記録されている。17秒間の動画はTikTokerの「Marcella Guzman」によって公開され、450万回以上の再生と5000件以上のコメントと大反響を得ることとなった。Marcella氏は「映像の物体は円を描いて消え始め、後にとても小さな星になって空を進み続けている」とのコメントを添えている。
報告によると、このUFOは近隣のヌエボ・レオン州とコアウイラ州でも目撃されているという。そのためか、この映像がSNS上に投稿されるや否や地元住民の間に混乱が広がり、謎の飛行物体は侵略にきた宇宙人のものではないかとする噂で騒然となってしまったのである。
画像は「TikTok」より
地元の人たちからは、SF作品になぞらえたコメントや「自分や自分の家族が見た」という証言が次々寄せられているという。だが一方で、「もし宇宙人が存在するなら、彼らはすでに私たちを攻撃しているはずだ」と冷静な意見も寄せられていた。
メキシコで降って湧いたUFO騒動、果たして今後どうなっていくのだろうか。
（※） UFO（Unidentified Flying Object：未確認飛行物体）は、説明のつかない航空現象をすべて含むが、現在は「宇宙人の乗り物」という意味で用いられることが多い。そのため、現在アメリカ軍では「宇宙人の乗り物」という意味合いが強くなったUFOに替えて、説明のつかない航空現象に対し、「UAP（Unidentified Aerial Phenomena：未確認航空現象）」という呼称を採用している。
参考：「Daily Star」
文＝飯山俊樹（ミステリーニュースステーションATLAS編集部）
提供元・TOCANA
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