大本命2kg級をダブルでゲット

10時すぎに左舷ミヨシのMI氏のサオがグイグイと曲がっている。これは大本命の感じだ。船が流れて私の方にもこないかと待っていると、サオ先がグイグイ。気持ち仕掛けを上げてみると、さらにグイグイという引き。これは大本命っぽくもあるが、サメのような引きにも感じる。

中深海釣りで2kg級を頭に船中全員が高級魚「アラ」キャッチ【静岡・わし丸】本命アラキャッチ(提供:週刊つりニュース中部版APC・植島孝裕)

巻き上げを開始するとグイグイグイという引きで、時折かなりの抵抗を見せる。中深海の醍醐味だ。海中から上がってくる魚体が透けて見えるので、見ていると少し白っぽい。大本命のアラである。それもダブル、2匹同時で2kgサイズの前半と後半が1匹ずつという快挙。これはもう天国の気分だ。

回収してしっかり絞めてクーラーへ。おろしたてのクーラーには上等すぎる魚だ。その後はウッカリやノドグロカサゴ、さらにはウスメバルを追加し、午後1時に納竿となった。最後の流しでSK氏は1kg程度のアラを釣りご満悦。

船中全員が本命手中

結局船中4人全員がアラを顔を見て終了となった。中深海釣りは折り返し時期に入っている。これからはムシガレイや羽根の付いたホウボウなども期待できるので、事前に予約確認の上、ぜひ乗船いただきたい。

中深海釣りで2kg級を頭に船中全員が高級魚「アラ」キャッチ【静岡・わし丸】見事に全員安打(提供:週刊つりニュース中部版APC・植島孝裕)

この暑い時期にではあるが、アラは鍋が一番。クーラーで部屋をギンギンに冷やしての味はたまらない。

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<週刊つりニュース中部版APC・植島孝裕/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
わし丸
出船場所:新居港
この記事は『週刊つりニュース中部版』2023年8月11日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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