大きなシェパードが階段を登っていく後ろ姿を追うようにちょこちょこくっついているのは、小さな子猫です。
シェパードは簡単に登れる階段ですが、一段の高さはこんなに小さな子猫にとっては、たちはだかる大きな壁のように見えているのではないでしょうか。
それでもシェパードのことを親と思っているのか、一生懸命に階段を一段一段登っていく子猫です。
シェパードもちゃんと子猫が安全についてきているかを心配そうに、振り返って見守っています。
でも子猫が危なっかしく見えるのか、心配性のシェパードは子猫のことをただ見守っていることができなくなって、そのまま口にくわえて階段の上まで一気に運んであげたのでした。