シェアオフィスを展開する米国のウィーワーク(WeWork)は8月8日、2023年4〜6月期の決算を発表した際、事業継続に重大な疑義があると開示した。同期の最終損益は3億9700万ドル(約571億円*)の赤字となり、翌日9日のニューヨーク市場で株価は大きく下落し、0.20ドルまで落ち込んだ。会員の解約が増えて最終赤字が続き、さらに必要とする現金を確保できるかに疑義が生じている。
ウィーワークは、2017年にソフトバンクグループから3億ドルを調達し、同年7月に合弁でウィーワークジャパンを設立している。日本では東京を始め、横浜や名古屋、大阪など7都市で展開しており、東京の31拠点と合わせて全国で40拠点を構えている。
*1ドル=144円換算(8月13日時点)
文・セブツー編集部/提供元・SEVENTIE TWO
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