今後AIがますますクレジットカード審査に導入されるとすれば、信用情報とビックデータをAIに判定させて利用限度額を決める方法が用いられる可能性が高いだろう。

AIを使った審査は普及する可能性が高い

AIは日進月歩で進化しており、今後も精度が高まると予想されている。チャットGPTを見ればわかるように、使い方さえ分かっていれば従来の作業を大幅に省略化することが可能だ。

これまでに蓄積された信用情報を信用情報機関に照会しつつ、カード会社が保有する属性情報を学習したAIが、借入れする人の信用度を瞬時に判断して利用限度額を定める日も遠くないかもしれない。

文・馬場正裕(ファイナンシャル・プランナー)
高校教師・学習塾・予備校の講師を経て、現在は金融・保険などのマネー系Webライターとして活動中。主に、金融メディア、SDGsメディア、教育メディアに出稿している。