長い歴史の中、風光明媚な観光地・保養地として不動の人気を誇る箱根。四季折々、気ままに滞在できる定宿をもちたいと願う人も多いだろう。

2024年10月下旬開業予定の新施設「東急ハーヴェストクラブVIALA箱根湖悠(ヴィアラ はこねこゆう)」が、第1次会員募集を開始する。8月19日(土)~9月8日(金)12:00まで登録を受け付ける。

客室重視の「東急ハーヴェストクラブVIALA箱根湖悠」

東急不動産が展開する会員制リゾートホテル「東急ハーヴェストクラブ」は、「別荘を所有する歓びとホテルの手軽さ」のコンセプトのもと、1988年に第1号施設を誕生させてから35周年を迎える。1室の口数をしぼった少数オーナー制をとり、オールシーズン同一料金で利用できる。

中でも「VIALA(ヴィアラ)」シリーズは、平均客室面積60㎡超えのゆったりした客室や、露天風呂付き客室など、「部屋の中でのくつろぎ」を追求している。

「東急ハーヴェストクラブVIALA箱根湖悠」は「東急ハーヴェストクラブ箱根明神平」「東急ハーヴェストクラブ箱根甲子園」「東急ハーヴェストクラブVIALA箱根翡翠」に続く、箱根エリアの4つ目の施設となる。

客室からは芦ノ湖方面を望めるようにデザインし、開放感を創出。木の落ち着きと温もりが感じられる空間となっている。

ハーヴェストクラブ初となるペットスイートタイプの客室も用意され、ペットと一緒に広々とした室内でくつろげる。

ジュニアスイート・ペットスイート・ペット対応客室にはバイブラバスを設置。その他の客室には半露天の温泉風呂を備え、風景を楽しみながら好きなタイミングでゆったりと湯につかれる。

パブリックスペースには芦ノ湖を望むプールや本格サウナなど多彩な施設が揃う。たとえばハーヴェストクラブ初となるプールとサウナが一つのエリアで楽しめるリラクゼーションエリア。

雄大な芦ノ湖が眼前に広がる屋内外のプール、森の景色を望むフィンランド式サウナや洞窟風サウナ、サウナ利用後にそのまま屋外で寝そべることが可能なサウナテラスなどを一体で楽しめる。

さらに、趣の異なる二つの温泉大浴場を用意する。安山岩を用いた落ち着いた雰囲気の大浴場と、四季折々の景色と一体となるような立ち湯を楽しめるモダンな大浴場を利用できる。

地元農家と連携し箱根ならではの宿泊体験を演出

地域との調和も重視する。せっかく作られても、サイズが揃っていないなどの理由で廃棄されてしまう地元野菜の存在に着目。新鮮で栄養価が高く美味しい「はじかれ野菜」をホテルの朝食で提供することで、食品ロス削減および地元野菜の生産者に寄与できる仕組みづくりを計画する。

また、箱根の自然から生まれた伝統工芸品にも注目し、エントランスホールやアライバルラウンジでは「寄木細工」をモチーフにした木々が折り重なったデザインを採用。地域ならではの文化に触れられる空間を創出する。

募集価格や手続き方法などの詳細は公式サイトで確認できる。まずは問い合わせを行いたい。別邸のようにくつろいで過ごせる拠点を箱根にもつという希望が叶うかもしれない。

東急ハーヴェストクラブVIALA箱根湖悠
開業時期:2024年10月下旬(予定)
第1次受付期間:8月19日(土)~9月8日(金)12:00まで
所在地:神奈川県足柄下郡箱根町元箱根字大芝93番12外
アクセス:小田急小田原線「箱根湯本」駅より車で約11.5km
総客室数:50室
付帯施設:ロビーラウンジ、レストラン、大浴場、プール、サウナ、駐車場等

(SAYA)