去る8月9日に中野ブロードウエイにある高級時計の人気店より、弊社が刊行する時計専門誌「パワーウオッチ」の編集長・堀内のところに、6月にルマン24時間耐久レース100周年記念モデルとして発表になったデイトナが入荷したとの一報が入った。
何とそのデイトナはその日のうちに販売されてしまうということで、実機を見に急遽ショップへ。実際に見た編集長・堀内の感想は次のとおりである。
「ベゼルのフチをメタルのパーツで囲んだことで実際のサイズよりも引き締まって見えた。ただポールニューマンモデルを継承したインダイアルのスクエア型ドットは当時ほど大きくない。スペシャル感を強く出すためにも、もうひと回り大きくてもよかったのではないかと思う。また、ゴールド仕様ということで重さが気になっていたが、持ってみるとそれなりのずっしり感はあるものの、実際に着用してみるとバランスが非常によいためか、もしくは裏スケとなっていることも多少影響しているのか、そこまで重いとは感じなかった。いずれにせよ全体的には期待どおりのかっこ良さだっただけにステンレススチール仕様でないところが悔やまれる」
さて、気になる実勢価格だが上の写真をご覧いただきたい。驚きの3500万円である。定価は5万1400ドルとのことなので、現在の為替相場144円で単純に換算すると約740万円。最初のプレ値は約5倍といったところである。
ちなみに筆者がこのデイトナ以上に興味を引いたのが、同じ写真の横に並んで写っているレインボーのデイトナだ。6500万円という実勢価格もスゴイが、4名の方がこれの購入を希望して手を挙げているというから、ある意味こっちのほうが驚きだ。
撮影協力◎ジャックロード
提供元・Watch LIFE NEWS
【関連記事】
・【第4回-セイコー(プレザージュ&セイコー 5スポーツ)】3大国産時計の売れ筋モデルを調査、本当に売れた時計BEST3
・【1位〜5位まで一挙に紹介します】“タイムギア”読者が選んだ、欲しい腕時計ランキングTOP10-後編
・進化したエル・プリメロを搭載したゼニスの意欲作、“クロノマスター スポーツ”が登場
・菊地の【ロレックス】通信 No.078|小振りで着けやすいベーシックな旧エアキング
・アンティークの無名クロノグラフって知ってますか?