ミカエル・オリーズ 写真:Getty Images

 チェルシーが、クリスタル・パレスに所属するU-21フランス代表MFミカエル・オリーズ(21)の獲得に迫っているようだ。イギリス『アスレティック』が報じた。

 世代別ではフランス代表としてプレーしていたものの、イングランド生まれで、ナイジェリア人の父親とアルジェリアにルーツを持つフランス人の母親を持っていることから4ヶ国でプレーできる資格を持っているオリーズは2021年夏にパレスへ加入。ドリブルスキルや推進力を武器に昨季はプレミアリーグ37試合2ゴール11アシストを記録した。 

 そんなオリーズの獲得に向けて、チェルシーが設定されている3500万ポンド(約64億8000万円)の契約解除金を発動したという。チェルシーは間も無く契約を完了させる見込みだが、同選手はハムストリング断裂の負傷で9月末までプレーできない可能性があるようだ。

 なお、チェルシーはブライトンからエクアドル代表MFモイセス・カイセドをイングランド史上最高額で獲得しており、今夏の移籍市場で2億7500万ポンド(約509億1000万円)以上を投資。サウサンプトンからU-21ベルギー代表MFロメオ・ラビアの獲得にも迫っている。