スタートトゥデイ代表取締役の前澤友作は、2018年に購入した1717年製のストラディヴァリウス「ハンマ(HAMMA)」を、12歳のヴァイオリニストであるHIMARI(ひまり)に貸し出すと発表した。
前澤友作は、「子どもたちの耳に、この力強くも繊細な奇跡の音色を届けていきたい」という想いから、これまでにマキシム・ヴェンゲーロフ(Maxim Vengerouv)やギュンター・ピヒラー(Gunter Pichler)をはじめとするヴァイオリニストと共に世界中に音楽を届けてきた。そして、今回「日本の若き才能の成長に貢献したい」と考え、HIMARIへの貸し出しが実現した。
前澤友作は、「12歳の天才ヴァイオリニストHIMARIちゃんに、僕が所有する1717年製のストラディヴァリウスの『ハンマ』をお貸しすることとなりました。名匠ストラディヴァリによって300年以上前に製作され、その後、何人かのオーナーに大切に受け継がれてきたこの名器を、なんとまだ12歳、そして日本が生んだ天才HIMARIちゃんにお貸しできることを大変光栄に思います。音楽を愛し、夢を追いかけ、努力を積み重ね、見るたびに成長していくHIMARIちゃんを見ながら、僕も頑張らないとと刺激をいただいております」とコメントした。
HIMARIは、2011年に生まれ、3歳からヴァイオリンを始める。6歳でプロのオーケストラと共演を果たす。2023年、モントリオール国際コンクールMINI VIOLIN2023にて「Public Award」を受賞。その後も、数々の国際ヴァイオリンコンクールにおいて、第1位や第1位を上回る特賞グランプリを受賞している。
ストラディヴァリウス「ハンマ」は、アントニオ・ストラディヴァリ(Antonio Stradivari)のヴァイオリン製作人生において最も完成度が高い黄金期に製作されており、その黄金期の技術が詰まった、低音の強さや深さ、高音の表現力の豊さが特徴的である。


文・西岡彩乃/提供元・SEVENTIE TWO
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