現行型3.8L V型6気筒ツインターボに48Vマイルドハイブリッドが有力

日産が販売するスーパースポーツ、「GT-R」に関する最新情報を入手、予想CGを制作した。

次期型に関しては昨年、2023年秋に登場とお伝えしていたが、どうやらフルモデルチェンジではなく、そのタイミングで大幅改良が執行される可能性がありそうだ。

改良新型では、当初噂されていたフルエレクトリックではなく、現行型3.8L V型6気筒ツインターボ「VR38DETT」エンジンに48Vマイルドハイブリッドが組み合わされ、最後のピュアガソリンエンジン搭載モデルとして発売、最高出力は650ps程度になるという情報である。

マイナーチェンジといっても、エクステリアデザインは大幅な変更が予定されており、カーボンコンポーネントを採用したアグレッシブな外観が期待できる。まず、フロントスポイラー、サイドスカート、リアスカート、また、リアウイングを大型化。グリルは内側に絞ったデザインでシャープな印象に。サイドデュフューザーもグリルに合わせた縦型デザインで迫力満点になり、ヘッドライトは2連プロジェクタープラス縦型LED、また上部にはポジションランプ、ウインカーを内蔵するなど、より精悍なフロントエンドが予想される。

2023年に大幅改良が行われ後、期待されるのが初のフルエレクトリックGT-Rだ。こちらのワールドプレミアは2027年とまだ先のため、採用されるEV技術はまだ確定していない模様。2022年以降も続々と誕生が予定されるエレクトリックスーパーカー市場だが、トヨタ、レクサスをはじめ、いよいよ国産EVスポーツラッシュが見られるかもしれない。

文・CARSMEET web編集部/提供元・CARSMEET WEB

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