デメリットは、汚れが目立ちやすいこと
ギョサンにもデメリットはあります。使い続けて思ったのは次の2点です。
一つは分厚く丈夫だからゆえ、普通のビーサンよりも重いこと。車移動ならいいのですが、徒歩での旅行やバックパッカーにとっては少し嵩張る荷物なのが難点です。
もう一つは汚れが目立ちやすいこと。私は最初、白のギョサンを履いていたのですが、黒ずみなど表面の汚れが目立ったので、新しくグリーンを購入しました。長く使いたい人は濃い色のタイプをおすすめします。カビキラーなどを使って汚れを綺麗にする方法もあるので知りたい方はネットで検索してみてください。
徳島の暮らしにめちゃくちゃフィットしたギョサン
徳島は海にも山にも川にも近いアウトドアレジャー天国なので、移住してからずっと、ギョサンのありがたみを感じる毎日です。特に夏は毎日の日課になるほど、海にも川にも、ギョサンと一緒に出かけています。
徒歩3分のビーチへ
窓をあければ波の音が聞こえてくる我が家。早朝や夕方の涼しい時間帯を狙って、家から歩いて3分ほどのビーチまでよく散歩に出ます。
夏はウミガメが産卵に訪れる時期なので遊泳は禁止。波打ち際を歩いたり、日陰に座ってぼーっとしたり、海沿いの街の日常を楽しんでいます。
近くの川で水遊び
海も川も近いのがこの町のいいところ。手長海老も取れる澄み切った川は絶好の遊び場で、みんな一つはお気に入りのスポットを持っています。
「川でも行く?」と誰かが言えば、パッと自転車に飛び乗って、20分後には絶景プールにダイブ!サクッと大自然を楽しめちゃうのが、たまらなく贅沢だなと毎度思います。苔が生えている岩の上でも、ギョサンがあればぐんぐん進めるので安心です。
断崖絶壁の岩場を大冒険
徳島の海岸線はゴツゴツした岩場が多く、特に県南部は、海に何十メートルもの崖がそそりたつ「海崖(かいがい)」と呼ばれる独特の地形が続いています。
ちょっとアドベンチャラスな休日を過ごしたい時は、町のはずれの岩場へ。釣り人が作った道なき道をたどれば、町一番の絶景スポットに到着です。傾斜がある場所でもギョサンを履いてれば安心。潮騒を聴きながら、ゆっくり流れる時間を楽しみます。
平凡な毎日をギョサンでアクティブに楽しむ
ちなみに私の周囲ではギョサンを愛用している人が多く、色違いを新調すると「お、買い替えたね!」「いい色だね!」と声をかけてくれます。そんな会話を聞くたびに、「あぁ、みんなギョサンが好きなんだなぁ」と内心ニヤニヤ。
機能性の高さがギョサンの一番の魅力ですが、「自分らしい一足」を見つけるのもまた楽しみ方の一つ。靴屋さんの前を通るたびに新しい色がないかチェックしています。安定感抜群で、かつ自分好みの“最強サンダル”を相棒に、今日も平和な海辺の暮らしをアクティブに楽しんでいます。(フリーライター・甲斐りかこ)
■Profile
甲斐りかこ
徳島在住のライター、イラストレーター。千葉県出身。オーストラリア、中南米、インド・ネパールなどの旅を経て、2018年に四国の小さな港町へ移住。地域活性化支援企業にて、行政と協力した地方創生プロジェクトの広報PR業務に従事。21年よりフリーランスとなり、全国各地の素敵なヒト・モノ・コトを取材しています。
提供元・BCN+R
【関連記事】
・乗り換えたい新料金プラン、1位はNTTドコモの「ahamo」
・【申請編】マイナンバーカードを作ろう! 自撮り向きスマホで顔写真を撮って申請
・マスクの一時置きにピッタリ! 抗菌・おしゃれな「マスクケース」まとめ
・改悪続くクレカの還元 キャッシュレス決済の本命は即時決済?
・デキる人はこう使う! ビデオ会議で差がつく「Zoom」の超便利テクニック