株式会社ビズヒッツは、転職活動をしたことがある男女500人を対象に「自分の市場価値に関する意識調査」を実施しました。「自分の市場価値」とは、転職市場で自分が持つ価値のことで、スキル、経験、実績、専門性などで決まるといいます。

自分の市場価値を調べる人は意外と少ない

転職時に自分の市場価値を調べたかと聞くと、「調べた」と回答した人は22.0%。自分の市場価値を知ることは、転職活動をスムーズに進めるために重要と言われているようですが、実際には調べていない人が圧倒的に多いことがわかります。

調べた理由と調べなかった理由

調べなかったと回答した390人に、その理由を聞くと、117人が「考えつかなかった」ことを要因に挙げました。ほかにも、「調べ方がわからなかった」「結果に自信がなかった」「必要ないと思った」と回答した人が多い結果となっています。

つづいて、市場価値を調べた人110人にその理由を聞くと、50人が「適正年収を知りたい」と回答。約半数の人が年収を意識していることがわかります。ついで「転職活動をスムーズにするため」「キャリアと向き合うため」が上位に。ほかにも、「好奇心」「単純に知りたかった」という回答も見られたそうです。

市場価値を調べる方法とは?

自分の市場価値を調べた人に調べた方法を聞いたところ、36人が「転職エージェントを利用した」と回答。ついで「ネットの診断ツール」が多いことが分かりました。職種や年齢に応じた適正年収を調べることが難しいことから、エージェントやツールに頼る人が多いとのことです。

調査概要

調査対象:転職活動をしたことがある人

調査期間:2023年6月19日~28日

調査機関:株式会社ビズヒッツ

調査方法:インターネットによる任意回答

有効回答数:500人(女性306人/男性194人)

回答者の年代:10代 0.6%/20代 40.4%/30代 40.2%/40代 14.2%/50代以上 4.6%

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