「ナイキ(NIKE)」は、新たに「ナイキ インフィニティ ラン 4」を発売する。本製品はランナーのパフォーマンスを向上させるためのイノベーションと、製造過程での環境負荷の軽減が同時に実現できるように開発された。

本製品の革新的なポイントはミッドソールだ。ミッドソールとは、ソールといわれる靴底の一部分で、地面に接する面とアッパーの間にあるパーツのことを指す。主に足が地面に接地する際の衝撃を緩和する、クッションとしての役割などを担っている。「ナイキ インフィニティ ラン 4」のミッドソールでは、素材研究や開発、テストに5年以上が費やされたリアクトX フォームが採用されている。このフォームは、エネルギー使用量の少ないシンプルな工程で製造されており、従来のフォームクッショニング技術であるナイキ リアクトと比較して、ミッドソール製造での炭素排出量を43パーセント以上削減している。

「ナイキ」のマテリアル・イノベーションVPのゴルナズ・アーミンは「健全な地球環境なくしてスポーツの未来はない。これまで以上の努力が必要で、大きな鍵となるのは大規模に実現できるソリューションだ。ナイキのリアクトXはその一つとなる可能性を持っている」とコメントした。

また、本製品のテストは女性ランナーを中心に行っており、アッパーのデザインなどにその意見が取り入れられた。

価格は18,700円で、8月3日からナイキメンバー先行でオンラインストアやアプリ、一部の店舗で発売を開始する。その後、8月10日から各販売店で発売予定。

「ナイキ」の新シューズ 製造過程での環境負荷に配慮
(画像=『SEVENTIE TWO』より 引用)
「ナイキ」の新シューズ 製造過程での環境負荷に配慮
(画像=『SEVENTIE TWO』より 引用)
「ナイキ」の新シューズ 製造過程での環境負荷に配慮
(画像=『SEVENTIE TWO』より 引用)
「ナイキ」の新シューズ 製造過程での環境負荷に配慮
(画像=『SEVENTIE TWO』より 引用)
「ナイキ」の新シューズ 製造過程での環境負荷に配慮
(画像=『SEVENTIE TWO』より 引用)
「ナイキ」の新シューズ 製造過程での環境負荷に配慮
(画像=『SEVENTIE TWO』より 引用)

文・西山夏海/提供元・SEVENTIE TWO

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