2日後からおもむろに食す

釣った魚は初日は寝かせろ、食うな、と言われる。下処理だけしておけば、その方がむしろ身の熟成が進んでおいしいのだ。

釣り人的ルーティーン「釣行前に魚は食べない」 徳を積めば釣果もアップ?釣った魚尽くしは翌日以降に(提供:TSURINEWSライター井上海生)

よってジンクス的にプレデターの雰囲気をむき出しにしてかぶりつくよりも、高ぶる気持ちを抑えて捌くくらいまでにした方がいいというのは理に適っている。ここまでこの話を「くだらない」と思っていた方も、ここは本当の部分として聞いてほしい。

小さなおまじないが大きな釣果に

大谷翔平選手が毎日の話題となっている。ホームラン数、勝利数、ヒット数、試合中での行い。いろいろと「数字」だが、彼ほど「振る舞い」まで注目される人はいないだろう。非常に偉大な人だと敬する気持ちは変わらないが、筆者は彼の「試合中に小さなゴミを拾った」などの振る舞いは、若干鼻白むものがある。

これは彼なりにおそらく「小さなおまじない」とか「徳を積む」ということなのではないだろうか?「善行が何かに繋がる」、そう言っては俗な考えのようだが、ナチュラルに意識化あるいは無意識化にあるのなら、どちらにしても素晴らしいことではある。

私の釣りメシ・ルーティーンもあえて言えばそれとそんなに変わることはない。自分の心持ちを最善の状態で釣り場に持っていくための積み重ねなのだ。あるいは、大谷選手に見習ってゴミを拾えば釣果が上がる、とでも思えば、どこの釣り場のゴミも減るかもしれない。これは皮肉でも冗談でもなく、この若き偉人に見習えば、日本人らしい徳が美しい海を作ると思う。

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<井上海生/TSURINEWSライター>

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