センスのいいアーバンなインテリアを取り扱うことでも知られるショップ、アクタス。
8月19日(土)~9月18日(月・祝)の期間、アクタス・青山店にて、現在福岡を拠点に活躍する画家・藪直樹(やぶ なおき)氏の作品を集め「Living with Art‐藪直樹 抽象画の世界‐」を開催する。
なお、開催初日8月19日(土)は藪氏が在廊し、自ら作品を説明する。この機会に、日常に溶け込むモダンで繊細な藪氏の作品をチェックしてみては。
アートプロジェクトをスタート
同店では昨年7月のリニューアルを機に、家具雑貨等のインテリアに加え、絵画や版画、オブジェやクラフトワークなどを新たに取り揃え、1点もののアートピースをユーザーに届ける、アートプロジェクトをスタートした。
アーティストによる本物のアート作品はいわゆる生活の必需品とは異なり、そこで過ごす人々の感性を高め、暮らしをより豊かなものへと変える「美しい暮らしのエッセンス」だ。
欧米に比べ、日本において本物のアート作品を自宅に飾ることが少ないのは、文化や歴史的な背景が異なることもさることながら、アート作品の購買の場が一般の消費者の生活圏内に少ないことも一因であると考え、同店ではインテリアのように身近にアートを楽しんでもらえるよう同プロジェクトを開始した。
儚くもある繊細さが見え隠れする独特の作風
アートプロジェクト第三弾目となる今回紹介する藪氏は、色使いとともに、ダイナミックなタッチの中にある儚くもある繊細さが見え隠れする独特の作風が特徴。
同展では藪氏が同店のために創作した「finding the sea」シリーズ6点を含む、2023年に製作された作品計28点を公開・販売する。
ベルギー・アントワープなど、海外でも注目されるアーティスト
藪直樹氏は、1967年福岡生まれのアーティスト。
福岡を拠点に個展、ライブペインティング、壁画製作、インテリア・建築デザインと幅広く活動。国内だけでなくベルギー・アントワープなど、海外でも注目される人物。衝動的でもありつつ無駄の無い表現で、作品として成り立つぎりぎりの地点に立つような、儚くも力強い作品を造り続けている。
淡い色調の同氏の抽象画を手に入れ、日々の暮らしをより豊かにしてみてはどうだろう。
Living with Art‐藪直樹 抽象画の世界‐
開催期間:8月19日(土)~9月18日(月・祝)
開催場所:アクタス・青山店
所在地:東京都港区北青山2-12-28 1F
営業時間:11:00~19:00
(角谷良平)