私の住所をさらさないで!(NHKマガジン)

折しも地方議員の住所公開については、ここ数年大きな議論になっており、これまで公表していた議員の自宅住所を非公開にしたり、事務所住所でOKとする自治体が増えています。

かつてはプロ野球選手名鑑に「ファンレターを送ろう!」と自宅の住所が書いてあったような時代もありましたが、今はもちろん、そのような時代なわけもなく。

そもそも公職選挙法に立候補者の住所を公開する条文があるわけですが、これも細かな番地や建物まで特定できるほど公開する必要があるかどうかは大いに疑問であり、党内でも議員立法をつくる上で議論をしている最中です。

今回の副区長の対応はただただ残念な事件でありますし、非公開の住所を非合法にオープンにしたという点で別の課題があるものの、

せめてこうした「地方議員と住所公開のあり方」について、また一歩の議論が進む奇貨となることを願い、また私としても提案を続けていきます。

それでは、また明日。

編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2023年8月8日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。

提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

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