目次
スライドドア付き軽自動車がおすすめな人は?
スライドドア付き軽自動車のメリット・デメリット
【かっこいい】スライドドア付き軽自動車おすすめ5選
【子育て向け】スライドドア付き軽自動車おすすめ5選
スライドドア付き軽自動車の選び方
スライドドア付き軽自動車がおすすめな人は?
子育て中のファミリー層
子育て中のファミリーにとって、スライドドア付き軽自動車は使い勝手のよいカージャンルです。たとえば、抱っこした子供と荷物で両手がふさがるシーンでは、ワンタッチで開く電動スライドドアが役立つでしょう。
また、スライドドア付き軽自動車は車内が広く、かつシートアレンジが多彩なため、外出先での子供のお世話や着替えに便利です。維持費の安さもこのカージャンルの利点。登録車のミニバンとくらべて、家計への負担が少なく済みます。
高齢者と暮らす方
スライドドア付き軽自動車は高齢者との暮らしに役立ちます。足腰の弱い方と出かける際に、スライドドア車は乗り降りの補助がしやすくて便利です。車椅子をお使いの場合も、ドアが乗り降りの邪魔になりません。
なお、一部のスライドドア付き軽自動車には、福祉車両がラインナップされています。軽スーパーハイトワゴンがベースの福祉車両は、スロープを使って車椅子のまま乗り込むことが可能。車両本体価格は150万〜200万円程度と比較的安価です。
車でレジャーを楽しみたい方
普段使いできてレジャーも楽しめる車をお探しなら、スライドドア付き軽自動車を愛車候補にする価値は大です。特におすすめなのが、SUVテイストの軽スーパーハイトワゴン。インテリアに防水加工が施してあり、アウトドアグッズを気軽に積み込めます。
スライドドアを開いて車内で休憩できる点や、純正アクセサリーにレジャーグッズが用意されている点も、このタイプのおすすめポイントです。なお、SUV風の軽スーパーハイトワゴンはオンロード向けのモデルであり、悪路の走行には適さないのでご注意ください。
スライドドア付き軽自動車のメリット・デメリット
スライドドア付き軽自動車のメリット
スライドドア付き軽自動車のメリットは以下の通りです。
- リアシートに乗り降りしやすい
- 駐車場でのトラブルが起きにくい
- 半ドアにならない
●リアシートに乗り降りしやすい
スライドドア付き軽自動車の最大のメリットといえるのが、リアシートの乗り降りのしやすさです。ヒンジドア(手前に開くドア)とくらべてスライドドアは開口部が広いうえに、乗り降りの際にドアが邪魔になりません。
さらに電動での開閉も可能と、スライドドアは多数の利点を持ちます。荷物や傘などで手がふさがっていても、電動スライドドアならワンタッチでオープンできて便利。家族の送り迎えや買い物など、日常的なシーンでメリットを実感できます。
●駐車場でのトラブルが起きにくい
外出先の駐車場で生じやすいトラブルに、開けたドアを隣の車にぶつけてしまう「ドアパンチ」があります。このドアパンチがリアドアで起こらないことは、スライドドア付き軽自動車の大きなメリットです。
ドアパンチの原因になりやすいのは、乗降時のドアの開けすぎや、ドアを開けての作業中に受ける強風など。これらが原因のトラブルは、子供や荷物が出入りするリアドアで起こりがちです。
駐車場での心配ごとが減ることは、日常生活で車を使う方にはうれしいポイントといえるでしょう。
●半ドアにならない
一部の軽自動車に備わる電動スライドドアは、便利なだけでなく安全にも役立つ装備です。ヒンジドアや手動スライドドアと異なり、電動スライドドアは自動で開閉するため半ドアになりません。
子供をリアシートに乗せて走り出した際に、リアドアが開いてヒヤッとした経験のある方は多いことでしょう。こうした半ドアによる事故を防げる点は、電動スライドドアが付いた軽自動車のメリットといえます。
スライドドア付き軽自動車のデメリット
スライドドア付き軽自動車のデメリットは以下の通りです。
- 車重が重い
- 手動だと坂道で開閉しにくい
●車重が重い
ヒンジドアとくらべてスライドドアは面積が広く、たわみ防止の補強をしていることもあって重量が重めです。ドアの重さは車重と燃費性能に影響します。一例として、ドアの種類が違う2モデルの車重と燃費を比較してみましょう。
- 【ワゴンR】車両重量:730〜850kg / 最高燃費:25.2km/L
- 【ワゴンR スマイル】車両重量:840〜920kg / 最高燃費:25.1km/L
ヒンジドア車のスズキ ワゴンRにくらべて、スライドドア車のワゴンR スマイルは車重が70〜110kg重くなっています。最高燃費は両モデルでほぼ同じですが、上り坂を走る実用シーンでの燃費は、重量のあるワゴンR スマイルのほうが下がりやすいと考えられます。
●手動だと坂道で開閉しにくい
電動では便利なスライドドアも、手動だと不便さを感じる場合があります。前述のとおりスライドドアは重量があるため、坂道での開閉に力を要するのです。
実用シーンでは、上り坂で手動スライドドアの閉じにくさを、下り坂では開きにくさを感じることになるでしょう。もっとも、このデメリットは急坂以外では実感しにくいものですし、使用頻度の高い左側スライドドアを電動にしておけば緩和できます。