番外編は人?
今挙げた3選の他に番外として、こちらも取り上げてみよう。やはり人だ。夜釣りで他にも釣り人がいる場合は、例え挨拶ができなくても何となく心強い。しかし、怖いのはどこからともなく現れて、釣りをするでもなくうろつく人だ。
辺りは真っ暗で用もないのにこんな川辺に何をしに来たのか?と思ってしまう。夕涼みならわかるが、深夜近くになるとそれも怪しい。突然声でも掛けられた時など心臓の鼓動が早くなるのがわかる。とてもにこやかに挨拶などできない。思いたくはないが、盗難や強盗などが目的なのか?と警戒してしまう。特に盗難は十分に注意したい。それから、女性が川に1人で夜釣りはないと思うが、止めた方が無難だ。
天候の急変にも注意を
さて、ここまでは川でする夜釣りの注意点を具体的に書いて来たが、川、海問わず夜釣りで最も注意したい事もある。それが天候の急変だ。一見、夜釣りとは関係ないようにも思うが、はたしてそうだろうか?釣りをしていると、急に大雨やカミナリ、突風などに襲われる事もある。ほんの数分前は晴れていたのに、あっという間に雷雨なんて事もよくある。
それでも昼間なら、店や公園なども見つけやすいし、避難するにしても明るいのでそれほど怖さもない。しかし、夜の雨とカミナリは怖すぎる。ピカっと光ると昼間見る時よりもさらに恐怖だ。突風も侮れない。荷物が飛ばされ、それを拾おうと足元も確認せずに川や海へ転落、なんて事になったら大変だ。天候の急変には十分に注意し、落ち着いて行動したい。
安全第一で釣りを
昼間と違い、夜は雰囲気的にも危険度が増すのがわかる。静かで物音1つしない時こそ、「怖い」と思うその感覚が大事だ。
釣りは当たり前だが、自然相手の遊びである。だからこそ自分の身は自分で守る事が鉄則ではないかと思う。そのための知識に少しでもこの記事が役立てばと思うしだいである。
<宮坂剛志/TSURINEWSライター>
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