1位:エリキ(町田ゼルビア)
J2の首位を走る2023シーズンの町田ゼルビア。そのチームを牽引しているのがFWエリキだ。今季より加入した新戦力にも関わらず、チームに順応し得点を量産している。
開幕直後の3試合は、久々のJリーグ参戦という影響もあってか得点を挙げられない試合が続いた。しかし、第4節の水戸ホーリーホック戦で今季初ゴールを挙げて以降ここまでに16ゴールをマーク。首位町田の攻撃を支える存在となっている。
高い決定力とスピードを武器とした攻撃力はもちろんだが、守備での貢献度も極めて高い。献身的なプレスや後方まで下りてきての守備など、チームのためにプレーする姿が印象的だ。2019~2020シーズンは横浜F・マリノスでプレーしていたエリキ。2019年の横浜FM優勝にも大きく貢献している。
今季はJ2の町田で、チームを初優勝に導けるのか。そして、これも初となるJ1への昇格を決められるのか。現在挙げている16ゴールは、J2の得点ランキングで長崎のFWフアンマ・デルガドと並びトップタイ。個人タイトルも含め、引き続きJ2の最注目選手であることは間違いない。