「今が全て、この一瞬が永遠」。

ロック、アート、アスリートの伝説的アイコンの姿を永遠に焼き付ける写真家、緒方秀美氏。

30年以上のキャリアを誇り、写真展のみならずトークライブなど精力的に活動する彼女の最新の個展を東京・渋谷のYUGEN Galleryにて9月30日(土)~10月5日(木)の期間、開催する。なお、タイトルと展示内容は後日発表となる。

緒方氏のファンはもちろん、ロックやアートが好きな人にもチェックして欲しい写真展だ。

BLANKEY JET CITY

BLANKEY JET CITY

伝説的アイコンの姿を永遠に焼き付ける写真家

緒方秀美氏は、1980年代にアメリカ・ニューヨークに渡り、アンディ・ウォーホルといった世界的アーティスト達との交流を通して写真家としての活動をスタート。

帰国後、ブランキージェットシティの写真集でデビューして以降、横尾忠則、山口少夜子、クロムハーツ共同創設者である、リチャード・スタークといったアーティストのポートレートを中心にファッションや広告などで活躍している。

MASATO

MASATO

RICHARD STARK

RICHARD STARK

セレブリティのシューティングから一般人とのフォトセッションまで

そうした国内外のセレブリティのシューティングを多く手がけるいっぽうで、2018年にはルーテル東京教会主任牧師・関野和寛氏とイスラエル・パレスチナで撮影を敢行。

ライフワークとして行っている一般の人々とのパーソナル・フォトセッション「Only One by Hidemi Ogata」といったプロジェクトなど写真表現を通して、分断が進む世界において人が共に生きること、理解し合うことの尊さを骨太に発信している。

那須慶子氏、鮎川陽子氏とのグループ展も開催

8月22日(火)からは福岡県六本松、蔦屋書店でYUGEN Galleryの取扱作家でもある那須慶子氏、鮎川陽子氏とのグループ展「3-ENE RGEIES-SHOW」も開催。

そこからリンクするように開催される同展は、緒方氏が向き合ってきたものの生命力と創造性の連なりが感じられる点も注目だ。

被写体がミュージシャンでもなく風景や静物でも映っている以上のものを、そして確かに音楽を感じる類い稀なる世界観に期待したい。

MIHO FUKUHARA

MIHO FUKUHARA

EIKICHI YAZAWA

EIKICHI YAZAWA

ハードボイルドな感性を持つ日本を代表する写真家である緒方秀美氏の写真展へ訪れ、圧倒的なパッションを感じてみてはどうだろう。

緒方秀美氏個展:タイトル未定
期間:9月30日(土)~10月5日(木)
開館時間:13:00~19:00※最終日のみ17:00終了※会期中無休
会場:YUGEN Gallery
所在地:東京都渋谷区渋谷2-12-19 東建インターナショナルビル3F
入場料:無料

(角谷良平)

※状況により、会期・開館時間が予告なく変更となる場合がある。了承を