土壌によって変化するその色合い

紫陽花の花、厳密にはガクはピンクや紫、青に白など色とりどりです。
この色は、品種によるものということもありますが、もうひとつ色が変わる要因があります。
それが土壌の成分です。
本来の紫陽花は何色?
紫陽花の色の変化には、「アントシアニン」という成分が関わっています。
アントシアニンというのは、通常赤色をしていますが、土壌から溶け出してきたアルミニウムと反応することで青色へと変化します。
アルミニウムが土壌に溶け出す量は、水の酸性度によって決まります。
酸性度が強いほどよく溶けるのに対して、アルカリ性が強いと溶けにくくなります。
土壌の酸性度が強いとアルミニウムが溶けやすく、その土壌で育った紫陽花は青くなるということになります。
赤味のつよい紫陽花は、アルカリ性の土壌で生長したということになります。
どちらでもない紫色の紫陽花は酸性とアルカリ性の間、つまり中性ということになります。
白い紫陽花だけは色の変化がない
白い紫陽花は、もともとアントシアニンを有していません。
ですから、色の変化をする要素がありませんからアルカリ性と酸性どちらの土壌で育っても白いままです。
まとめ
梅雨時に咲く美しい紫陽花。
しかし、その開花時期は地域によって差異があります。
関東地方や西日本などでは、例年6月から7月にかけて咲きますが、北海道東北は1ヶ月ほど後の開花時期となります。
各地域に「アジサイ寺」と呼ばれる寺院もあるほど多くの場所に植えられているアジサイ。
満開の時期は訪れたい場所の情報を事前に調べてから足を伸ばす方がきっといいようです。
提供元・FUNDO
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