特殊な記念Suicaの有効期限はかなり短いものも!
JR東日本では、2001年11月からSuicaが導入されていますが、普通に使っていれば未使用で10年経過することはありません。
しかし、JR東日本では過去に記念Suicaを発行しており、この場合は押入れに10年以上置きっぱなしになっていることもあるでしょう。
実は筆者も、2014年12月20日に東京駅が開業100周年を迎えることを記念して発売した「東京駅開業100周年記念Suica」を購入しました。
この記念Suicaは、当初は1万5,000枚の限定販売であったことから、発売日には東京駅に購入希望者が殺到し大混乱。急遽販売中止になるほどの人気ぶりでした。
その後、ネットでも予約できるようになり、3日間で170万枚の申し込みがあったそうなので、この記念Suicaを今でも持っている人は結構多いことでしょう。
なお、この東京駅開業100周年記念Suicaは専用台紙付きで1枚2,000円で販売されましたが、これにはデポジット500円とチャージ金額1,500円が含まれています。
筆者はおそらく2015年に買っているので、あと2年後の2025年には失効してしまうので、とりあえず1,500円の残高は使い切ってしまうつもりです。
ちなみに、記念Suicaのなかにはもっと特殊なものもあります。たとえば、2022年6月に1万5,000円で販売された「鉄道開業150周年 記念Suica」は、デポジットが含まれず残高もありません。
もちろん、自分でチャージすれば実際の駅や買い物で利用できますが、払いもどしや障害・紛失時の再発行、記名式への変更もできません。
鉄道開業150周年 記念Suicaは、あくまでも立派な盾付きのコレクターズアイテムなので、実際にチャージして使う人は少ないでしょうが、Suicaとしての機能の有効期限は2023年3月31日までとなっていることは覚えておきましょう。
まとめ
いかがでしょうか? 実はSuicaやその他の交通系ICカードに10年の有効期限があることはあまり知られていないと思います。
もちろん、日常的に使っていればSuicaが失効することはありませんし、失効してもカードが失効するだけで残高やデポジットが無くなるわけではないのですが、とくに記念Suicaは10年間使わずに放置している人も多いと思いますので、ご注意ください。
文・オトナライフ/提供元・オトナライフ
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