画家・吉岡耕二氏の展覧会「吉岡耕二 色彩の旅~フランスそして地中海を描く~」が、8月9日(水)~14日(月)の期間、福岡三越4階の岩田屋三越美術画廊にて開催。最新作を中心に約50点が展示販売される。

色彩の魔術師と称される同氏の、色彩豊かな油彩やデッサン、版画などを見に、福岡三越へ足を運んでみては。

鮮やかな色彩溢れる作風で人気の画家

吉岡耕二氏は、大阪の高校を卒業後、パリ国立高等美術学校に留学。1975年に日本人最年少31歳で「サロン・ドートンヌ」正会員に推挙された。

なお、「サロン・ドートンヌ」には、セザンヌ、ピカソ、モディリアーニ、ルノワール、ミロ、藤田嗣治、東郷青児、荻須高徳などの錚々たる画家たちが名を連ねる。

14年間の滞仏生活を終え帰国後、現在にいたるまで、国内外で展覧会を開催し、鮮やかな色彩溢れる作風で人気を博している。

最新作を中心に約50点が一堂に展示

同展では、50年以上にわたり理想の「色」を追い求めて「色彩の旅」を続けてきた同氏の最新作を中心に、約50点が展示販売される。

「PARIS BLUE」50F キャンバスに油彩

「PARIS BLUE」50F キャンバスに油彩

「ヴェニス」30F キャンバスに油彩

「ヴェニス」30F キャンバスに油彩

「Mont St Michel」15M キャンバスに油彩

「Mont St Michel」15M キャンバスに油彩

「エッフェル塔」25F キャンバスに油彩

「エッフェル塔」25F キャンバスに油彩

また、8月9日(水)~12日(土)の期間には、吉岡氏本人が会場である岩田屋三越美術画廊に在廊予定だ。なお、イベント内容は諸事情により、変更または中止となる場合がある。

同展開催について吉岡氏のコメント

吉岡氏は、同展開催について以下のように述べている。

「1990年、谷水さんのザ・クラシックゴルフ倶楽部のオープン時に、十数点の作品を飾っていただいたところ、ピエトロ創業者の村田さんが大変気に入ってくださり、横浜の個展にわざわざ足を運んでいただいた事が村田さんとのご縁の始まりでした。

村田さんご自身、油彩画を描いていらして、私の作品のどこかと共鳴するところがあったのでしょう。

そのようなご縁があり、本展は2003年岩田屋本店での個展以来20年ぶりの開催で、福岡の皆さまにご高覧いただけましたら光栄です」

吉岡氏の魅力的な作品の数々が並ぶ同展で、一生付き合える作品を探すのも楽しそうだ。

吉岡耕二 色彩の旅~フランスそして地中海を描く~
会期:8月9日(水)~14日(月)※最終日午後5時終了
営業時間:午前10時~午後8時
会場:福岡三越 4階 岩田屋三越美術画廊
所在地:福岡県福岡市中央区天神2-1-1

(角谷良平)