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元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは先月、明治安田生命J1リーグ・ヴィッセル神戸を退団。FWリオネル・メッシ擁するMLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)インテル・マイアミへの移籍拒否が伝えられる中、今日にもUAE1部エミレーツ・クラブと正式契約を結ぶと現地で報じられている。
イニエスタの去就については、アルゼンチンアルヘンティノス・ジュニアーズへの移籍が噂されたほか、インテル・マイアミが新天地の有力候補にあがっていた。またスペイン人ジャーナリストのアーロン・ドミンゲス氏は先月下旬に「イニエスタとマイアミが大筋合意」とリポート。しかし米メディア『El Futbolero』は今月6日になって、同選手のマイアミ移籍拒否を報じていた。
するとイニエスタのエミレーツ・クラブ加入が決定的と、『ADスポーツ』をはじめ複数のUAEメディアが一斉に報道。現地時間7日23時30分に現地入りする予定であり、8日にメディカルチェックを受けて正式決定を結ぶ見込みだという。
また契約内容について、欧州の移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は「2024年6月までの1年契約、1年間の契約期間延長オプション付き」と伝えている。
1969年創設のエミレーツ・クラブはリーグ優勝の実績がなく、直近10年間は1部で残留争いを展開。2018/19シーズンと2021/22シーズンに2部降格を余儀なくされているが、昨季は2部リーグを2位で終えて1部復帰。かつて2019年にベガルタ仙台でプレーしていたFWジオゴ・アコスタがキャプテンを務めている。