重機は、ハードな現場で用いられることも多く、消耗の激しい車の一つです。そのため、数年で買い換える業者も多くなっています。そこで、当記事では重機を高く買い取ってもらうコツや買取業者を選ぶポイント、おすすめの買取業者について解説します。

重機を売る場合、自身でオークションなどを利用して売却する方法はおすすめできません。
なぜなら、取引でトラブルになりやすく、手続きも煩雑になるからです。
また、輸送費用も自身で払わなければいけず、大型のものであればあるほど費用がかさんでしまいます。
一方、重機専門の買取業者に依頼すれば、手軽に高く、重機を買い取ってくれる可能性が高くなります。

まず最初に、おすすめの重機買取業者を5社紹介します。
- 建機買取屋.コム
- トラックファイブ
- トラック王国
- 工具男子
- HOWA

商品詳細はオリジナルサイトでご覧ください。

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工具男子は、遠方の場合でも出張料や輸送料などの費用が一切かからない買取業者です。
名前の通り、電動工具の買取がメインではありますが、重機の買取も積極的に行っています。
買取実績を見ても、主要メーカーのものや状態がよく年式の新しいものなら高価買取につながっている例も多く、優良な買取業者であることが伺えます。
また、重機は自力で動かないものや古いものでも買取可能で、古くて買取を諦めていた重機でも一度査定をしてもらうといいでしょう。
申し込む際はメールか電話で行い、その後スタッフが詳細を確認した後、現物確認にきます。
その後、商品を確認した後、引き取って査定し振り込みが行われます。
質問がある場合は、LINEの相談窓口も設けられているので、利用してみるといいでしょう。

HOWAは、日本全国に対応した重機やトラックの買取業者です。
出張査定や引き取る際の輸送費も無料で、書類手続きの代行まで全て任せられます。
対象の重機は、油圧ショベルやホイルローダーなど多岐に渡り、様々なニーズに応えられる環境が整っていると言えるでしょう。
低年式や走行距離が多い重機、バッテリー切れや長期放置車両にも対応しているため、他社で断られている重機でも一度査定してもらうことをおすすめします。
また、買い取った重機の販売拠点は日本だけでなく海外にまで及びます。
販売ルートが多いため、高価買取も期待できます。
申し込みは公式サイトから電話かメールで行い、大まかな査定額を伝えられた後訪問日を調整します。
その後、現物を確認して問題なければ支払いに移り、車両の引き取りを行う流れです。

重機を買い取ってもらう際は、以下の6つのコツを意識しましょう。
- 売却したいと思ったらすぐに売却する
- 重機の状態を確認しておく
- アタッチメントやパーツも清潔にして一緒に査定に出す
- 外観や車内を清潔にしておく
- 書類や付属品を揃えておく
- 査定を複数の会社にしてもらう
重機の価値は、日に日に減少していきます。
特に価値が下がるタイミングは、その重機の新モデルが発売された時です。
現在持っている重機のモデルが、1世代前なのか2世代前なのかでも売却価格が大きく変わってくるでしょう。
そのため、売却したいと思ったタイミングですぐに売るようにすると、「早く売っておけば良かった」と後悔することも少なくなります。
また、買取業者が積極的に買い取っていきたい時期を狙って買取に出すのも有効な手です。
多くの買取業者では、一般的に決算期である1~3月の買取を強化する傾向があります。
この時期には、業者の希望買取額より少し高くても買い取ってくれる可能性も上がるため、狙い目といえるでしょう。
新モデルが出現するかどうかと決算期の状況を考慮した上で、売るタイミングを考えましょう。
重機買取の際は、あらかじめ電話で重機の状態を確認されることがほとんどです。
その時、曖昧な回答をしてしまうと、実際に査定してもらう際に評価が下がる可能性が高くなります。
ましてや、故障していることを隠蔽して査定に来てもらうことは厳禁です。
もし発覚した場合は、評価の大幅ダウンにつながるどころか、値段がつかないこともあるでしょう。
逆に、電話確認の時点で正しい状態を伝えると信頼もアップし、その際に伝えられる概算金額とほぼ同じ価格で買取を行ってもらえる可能性が高くなります。
あらかじめ値段がわかっていると、そもそも出張買取に来てもらうかどうかの判断もできるため、無駄な時間の削減にも役立つでしょう。

売ろうと思う重機にアタッチメントがある場合、本体と一緒に査定に出すと、査定額のアップが期待できます。
業者としても、アタッチメントや付属パーツがセットになっている方が売りにも出しやすく都合がいいということです。
ただ、アタッチメントを砂や泥で汚れた状態で査定人に渡してしまうと、手入れされていないと感じられ、イメージダウンにつながる可能性も高くなります。
例え使用期間が短くても、状態が悪いとみなされ減額につながる可能性があるので、汚れをしっかりと落とした状態でみてもらうことが大切です。
倉庫の奥に眠っているパーツももう一度確認し、清潔にしてから査定に臨みましょう。
外観は査定に直接影響はしませんが、査定士の第一印象には大きく関わるポイントです。
重機が泥などで汚れるのは仕方のないことですが、売る前は特に清潔にしておいて損はないでしょう。
車体が清潔な場合は、手入れやメンテナンスが行き届いていると判断され、その後の査定がスムーズに進む期待が持てます。
また、買取業者としても、すぐに売り手がつくような重機を好むのは当たり前のことです。そう考えると、清掃の手間が発生しないほどの綺麗な重機は、高評価につながるのも自然なことではないでしょうか。
外観だけでなく車内の清潔さも大切なポイントです。
特に、タバコの匂いなどがついていないか、ゴミや汚れは残っていないか注意しながら清掃を行うといいでしょう。
重機を買取に出す際は、本体だけでなく、購入時についてきた書類や付属品を全て揃えた状態にしておきましょう。
また、車検証や自賠責保険証明書、納税証明書や印鑑登録証明書などの書類も用意が必要です。
売買に必要な書類だけでなく、特定自主検査や定期自主検査時の検査記録なども一緒に提出すると、査定士にとって安心材料になります。
より他の業者に売りやすくなり、査定額のアップも期待できるでしょう。
重機の査定額は、買取業者によって様々です。
そのため、ある買取業者の査定額よりも、他の業者の方が大幅に上回ることがあります。
査定額が異なるのは、業者によって買い取った車の流通経路が異なることが1つの理由です。
例えば、流通ルートが少ない場合、査定時点で業者側が欲しい重機でないと高価買取が難しい、もしくは買取してもらえない場合もあります。
一方、オークションやパーツ販売など、多くの販売ルートを持っている業者であれば、重機によって適切な販路で提供でき、高価で売却ができる可能性が高まります。
重機の査定をしてもらう際は、1社ではなく複数の会社に査定依頼するようにしましょう。

続いて、実際に査定業者を選ぶポイントについて解説します。失敗をできるだけしたくない方は参考にしてみてください。
- 書類手続きをしてくれるかどうか
- 出張査定や輸送費用が無料かどうか
- 買取実績が豊富で公開しているかどうか
- 信頼できる取引サービスか
- 住んでいる地域に対応しているかどうか
重機の売却時には、移転登録の書類手続きが必要です。
手続きをする時には運輸支局などの窓口に出向く必要があり、業務時間を削る必要が出てくる場合もあります。
そのため、できればこの移転登録の手続きなどを無料で代行してくれる買取業者にお願いするようにしましょう。
代行してもらえれば、手間が減り時間も節約できます。
重機の輸送にはコストがかかります。また、気軽に買取店に持って行くこともできません。
そのため、買取の際は業者が直接重機を見にくる出張査定が一般的ですが、中には出張費用が取られてしまう業者も存在します。
また、出張費用が無料でも、引き取り時の輸送費用が有料の業者も存在します。
買取時に諸費用が発生してしまう場合、せっかく高価買取をしてもらっても、実際に手に入るお金が少なくなってしまうでしょう。
そのような事態を避けるために、買取業者を選ぶ際は、出張費用や輸送費用が無料かどうかを確認して査定申し込みをしましょう。

いくら高価買取と記載があっても、買取実績が少ないと自身の重機が同じように高価買取されるかはなかなか確信できないものです。
また、実際にどんな重機を何円で買い取ったか、具体的な記載があるかも確認した方がいいでしょう。
重機の写真と買取額から、自身が所有している重機に大体どのくらいの査定額がつくかも予想でき、査定士にもその旨を伝えることができます。
また、売却経験が多い買取業者なら、引き取った重機がどのくらいで買われるかもある程度理解しているため、見積額において根拠のある設定ができます。
実績が少ない業者だと、見積額の設定に余裕を持たせることも多く、査定価格が落ちることも考えられるでしょう。
買取実績が豊富で、情報を多く公開しているかが、いい買取業者を判断するポイントです。
買取業者の中には、個人からの買取が中心で、法人取引があまりない業者もあります。
個人と法人の取引や手続きは方法が違うため、取引をスピーディーに行うためには法人との手続きにも慣れている買取業者を選びましょう。
信頼できるかどうかを確認するために、運営企業について調べてみるのもいいでしょう。
上場企業や、運営歴の長い企業は信頼できる可能性がアップします。
口コミも参考程度にみておきましょう。

重機を高く買い取ってもらうコツや業者を選ぶポイント、おすすめの買取業者について解説しました。
重機は輸送費用が高くなり、専門知識も必要になるため、選ぶ業者には注意を払いましょう。
最低条件として、出張査定や輸送費用は無料か、手続きを代行してくれるかの2つを満たすかを確認するのがおすすめです。
また、買取実績の豊富さや、実際に買い取った重機の写真と査定額を公開しているかもみておきたいポイントです。
重機買取のポイントを理解して、後悔のない買取業者選びを行いましょう。