「宿題ポケット」を実際に使ってみた!

実際に、宿題ポケットを使って2つの質問をしてみました。

まずサイトにアクセスし、AIに質問したい内容を入力。その後「質問する」ボタンをクリックします。

今回は、夏休みの読書感想文にちなんで「『注文の多い料理店』の読書感想文を書いて」と質問してみました。すると、「その物語のどの部分が一番君を引きつけたのか教えてみて。それは主人公たちの冒険だったり、または物語のメッセージだったりしますか?」と返ってきました。

このようにAIからの問いに答えていくだけで、「いいね!」「そうだね」といった声掛けとともに考えるべきポイントを教えてくれるので、無意識のうちに自分なりの考えを深めることができます。これをもとに、文字起こしをすることで立派な読書感想文になるのではないでしょうか。

また「800文字でまとめたい」と相談すると執筆するためのアドバイスもくれるので、書き方に困ったときも安心です。

自由研究にも活用できそう!

つづいて、自由研究に関係する質問をしてみました。

今回は、瞳の大きさと光の強さの関係を研究するために、猫の瞳を観察する学生をユーザーとして仮定。観察を続けると、瞳が大きい時と小さい時の変化に気づきます。そこで生まれた疑問として、「猫の目が細くなるのはどうして?」と聞いてみました。

するとAIから、「猫が目を細めるとき、それはどのような状況だと思う?」と返答がきました。

AIからの質問に回答を進めていくうちに、「すごいね!その通りだよ」と答えに辿りついたことを教えてくれました。

宿題ポケットは、自分の力で答えに辿りつくまでサポートしてくれます。なぜ?どんなとき?という質問で考えを深めていき、最後に答えを発見できたときはとてもスッキリしました。

パーソナライズ化されたAI技術によって広がる新たな学びの環境に、今後も注目が集まりそうです。

(文・miyu sato)