ドコモ・au・ソフトバンクで1円スマホの取り扱いはある?
ドコモ・au・ソフトバンクでは、24カ月後の設定残債を端末返却によって免除する購入プログラムを提供する形で、実質負担金を減らす割引を実施しています。ドコモ・auでは、回線契約がなくても割引を受けられますが、返却を前提としているため実情は「スマホのレンタル」と考えたほうがよいでしょう。
実際は、回線契約が条件の割引額に規制が入った影響が大きく、大手キャリアでは1円スマホの販売は、ほぼないに等しい状態です。「1円スマホ」を探している場合は、楽天モバイルやワイモバイルなどのキャンペーンを利用するのがおすすめです。
ドコモのおすすめ割引キャンペーン
ドコモで最新のiPhone14などハイエンドスマホを購入するなら、回線契約をしなくても利用できる「いつでもカエドキプログラム」を利用するのがおすすめ。2年までの返却を前提とした設定残債型の支払方法で、月々の端末代金を少なくできます。1~23回目の支払月に返却すると最終回支払額が免除されるため、実質半額でハイエンドスマホを利用可能です。
auのおすすめ割引キャンペーン
auでは、実質半額でスマホを購入できる「スマホトクするプログラム」を実施中。ドコモと同じく2年までに返却すれば、残価分の支払いが不要になります。ただし、返却までに故障したり傷をつけたりすると返却不可となり負担金が発生する可能性があるため注意しましょう。
ソフトバンクのおすすめ割引キャンペーン
ソフトバンクでは端末代金を48分割し月々の支払いを少なくする「新トクするサポート」を行っています。13~24カ月めに返却すれば、最大で24回分の支払が不要になります。「1年くりあげオプション」を適用すれば、毎年機種変更することも可能です。
ヤマダ電機など大手家電量販店の店頭キャンペーンも要チェック
大手家電量販店では、新生活がスタートする春や年末年始に大きな割引キャンペーンを実施していることが多いです。条件付きや台数に限りがあることもありますが、家電量販店独自の割引が適用されるため、iPhoneを実質1円で手に入れられる可能性もあるためチェックしておきましょう。
「1円スマホ」の注意点 | 回線契約が前提
先述したように、1円スマホは「ショップ独自の割引」をしたうえで「回線契約を前提とした割引」など複数の割引を同時に適用することで実現しています。そのため、適用条件の1つである「回線契約を前提とした割引」を受けない、つまり回線契約をしない場合は1円での購入は難しいでしょう。
また、回線契約を結ぶことで端末本体を1円で購入したとしても、契約する回線が高額な場合、長い目で見て端末の割引以上に損をするリスクもあります。1円スマホを購入する場合は、端末価格だけでなく回線の価格にも注意しましょう。