目次
車中泊で日本一周して苦労したこと
楽しいことばかりじゃないけれど車中泊旅は人生を豊かにする
車中泊で日本一周して苦労したこと
毎日車中泊スポットを探す作業がある
車中泊生活では、毎日車中泊スポットを探す必要があります。
車中泊スポットを見つけても、目的地から離れていたり、電波状況が悪かったりと、スポット探しは意外にも時間がかかる作業でした。
ネットには車中泊ができる公園の情報なども載っていましたが、あまりにも利用者の少ない場所は、女一人での車中泊には向きません。
また、市街地では、車中泊ができるコインパーキングを探す日もありました。
最初は楽しく車中泊場所を探していましたが、それが毎日となると面倒に感じます。
室温調節ができない
クーラーや暖房機器を搭載している車でない限り、停車時は室温調節ができません。
夏はとにかく暑いですし、冬はとにかく寒いです。朝起きたら窓が凍っているなんてこともあります。
車は太陽光ですぐに暑くなるので、外は涼しいけど車の中は暑いということもあり、室温調節はだいぶ苦労しました。
私は、真夏と真冬は車中泊をしないことで対策しています。
一人が寂しいときもある
これは性格の問題かもしれませんが、一人で旅をしているとふと寂しくなるときがあります。
どんなに美しい景色を見ていても、独りぼっちを感じて辛くなることも……。
そんな時は、友達とオンライン飲み会などをしていました。
何日も人と話さないことがあるので、苦手な方は恋人や家族と一緒に旅するのがおすすめです。
セキュリティ面が不安
女一人で車中泊をするとなると、セキュリティ面で不安は常に付きまといます。
現在は、「鍵は必ずかける」「センサーライトを設置する」「車内が見えないように隠す」「明るい場所に停車する」「防犯ブザーを持っておく」などの対策をしています。
また、治安が悪い場所で車中泊をしないなど、土地のリサーチも行っていました。
いつでも連絡が取れるように、電波が悪い場所では車中泊しないことも重要です。
車の故障やキーとじ込みなどのトラブル
私はATミッションの故障やキーとじ込みなどのトラブルを経験しました。
ATミッションの故障では、修理の間2週間大阪に滞在することに。
また、キーとじ込みでは、財布と携帯を車の中に置いたままロックがかかってしまいました。
結局、コンビニで電話を借りたのですが、のどが渇いていても飲み物が買えずに焦った記憶があります。
良く言えば、サバイバル力は鍛えられるでしょう。
毎日はお風呂に入れない
毎日お風呂に入っていると出費が多くなるため、私は2日に一度だけお風呂に入っていました。
車中泊スポットによっては、近くに温泉がないこともあります。3日お風呂に入れないこともありました。
そんなときのために、ドライシャンプーや汗拭きシートを持っておくのがおすすめです。
また、温泉は場所によって値段に幅があります。私は500円以下の場所を探すことが多かったですが、場所によっては1,000円を超える場合も。
節約したときは、ネットカフェのシャワーなどを利用していました。
楽しいことばかりじゃないけれど車中泊旅は人生を豊かにする
楽しいことも苦労することも両方ある車中泊旅。
思考が停止するほどのトラブルに見舞われたり、面倒なことがあったりしますが、その分楽しいこともたくさんあります。
私自身、日本一周したことで人生の幅が広がったと感じました。旅をする前は「人生60年くらいがちょうどいい」と思っていましたが、今は100年あっても足りない気さえしています。
日本一周が遠く感じる方は、まずは住んでいる県から始めてみてはいかがでしょうか。
ライター:きなこ
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
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