新しい取引先と契約を結ぶことになったときや、PCなど費用が大きい社内備品の購入などで「稟議書」の作成を任されること、ありませんか?社会に出たら、日常的に使うようになる言葉のひとつ「稟議」の読み方は、どれでしょうか?

①ひんぎしょ

②りんぎしょ

③ほんぎしょ

答えは…

りんぎしょ

解説

「稟議(りんぎ)」とは、官庁・会社などで、会議を省略して、案を関係者に回してその承認を求めることです。実はこの言葉、本当は「ひんぎ」と読みますが、ビジネスシーンなどでは慣用読みとして「りんぎ」と読まれます。

慣用読みは、誤った読み方で、人びとに広く定着したことで、その読み方についても間違いではないとされたもの。たとえば「重複」は本来「ちょうふく」が正しい読みですが、慣用読みとして「じゅうふく」も用いられています。