2023年7月16日、和歌山県すさみ町江須崎の磯へ尾長グレを狙いに行きました。夏磯は人が少なく1級ポイントへ渡礁出来る可能性が高いです。南からのうねりの影響で波が凄かったものの、今回はそこでの釣果をレポートします。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・中上雄介)

沖磯フカセ釣りで尾長グレ20尾超え【和歌山・江須崎】まきエサワークで釣果アップ

和歌山の沖磯で尾長グレ釣り

渡船は橋本渡船さんにお世話になりました。船長は各磯のポイントを教えてくれるので、初めての場合でも大変助かります。船もいつも安全運転でなんといっても、男前!

沖磯フカセ釣りで尾長グレ20尾超え【和歌山・江須崎】まきエサワークで釣果アップ今回は橋本渡船を利用(提供:TSURINEWSライター・中上雄介)

船長の判断で当日渡礁した磯は、沖磯の『潮場の長島』です。潮通しが抜群で今年の寒グレ時に50cmオーバーが釣れた磯でドキドキワクワクでした。

沖磯フカセ釣りで尾長グレ20尾超え【和歌山・江須崎】まきエサワークで釣果アップ当日の釣り場「潮場の長島」(提供:TSURINEWSライター・中上雄介)

当日の状況と作戦

当日の状況は、南からのうねりの影響で波が凄く、本命ポイントに到底入れる状況ではありませんでした。

そして磯際もサラシが大きく洗濯機状態でした。ただ、午前中はほぼ凪で午後から西風3mほどしか吹かなかったので潮の干満と共にうねりも収まりつつありました。潮位は大潮で朝4時過ぎに満潮。11時頃に干潮で出船は5時過ぎでした。

磯際は釣りにならないと判断し遠投で勝負。沖からのうねりの影響で道糸が取られてしまうので、ラインコントロールは必須でした。

当日の撒きエサ

・生オキアミ3kg×3枚
・ボイルオキアミ 1.5kg×1枚
・マルキユー V9徳用
・マルキユー 爆寄せグレ
・マルキユー 沖撃ちスペシャル

沖磯フカセ釣りで尾長グレ20尾超え【和歌山・江須崎】まきエサワークで釣果アップ当日使用した撒き餌(提供:TSURINEWSライター・中上雄介)

25cmの尾長グレ手中

先ずは磯際に撒き餌を撒くと、サラシの中から10cm~15cm程のミニグレが大量に出没。沖にも別部隊のミニグレが口を開けて待ち構えていました。タナは浅いと確信して1ヒロに設定。

江須崎の釣り方は、餌が残ってきたとしても浅いタナで待つ方がグレの姿を見れる可能性があると思います。磯際に撒き餌を4〜5杯、15m程沖に1〜2杯と打ち分けをし、ドンピシャで撒き餌と合わせて竿を引っ手繰っていくのは25cm程の尾長グレでした。

沖磯フカセ釣りで尾長グレ20尾超え【和歌山・江須崎】まきエサワークで釣果アップ潮場の長島で釣れた25cmの尾長グレ(提供:TSURINEWSライター・中上雄介)

クエが横切る

差し餌の投入の時間差をつけても同じサイズで撒き餌の外に入れるとエサ取りの餌食に……。

そうしていると磯際のミニグレたちの様子がおかしな動きをしていたのでじっと見ていると、そこから50cmは軽く超えているクエの姿が!!このクエが出てきたころからミニグレは完全に散りました。