Twitterの鍵垢解除の注意点

Twitterの鍵垢を解除するときの注意点は、以下の通りです。

特に「鍵垢期間のツイートも公開される点」と「鍵垢期間中に届くフォローリクエストの扱い」は盲点に感じる方も多いのではないでしょうか。一つひとつ紹介します。

鍵垢期間に投稿したツイートも公開される

鍵を解除した瞬間、鍵垢期間に投稿したツイートもすべて公開されます。知らない人に見られたくないツイートがある場合、鍵を解除する前に削除するようにしましょう。

【Twitter】「鍵垢(非公開)」の解除方法を画像付き解説!鍵を外すときの注意点は?
【左】鍵垢で投稿したクローズドな投稿のはずですが……。【右】鍵を外した瞬間、フォロー・フォロワー外のアカウントから「鍵垢時代の投稿」も閲覧可能になります(画像=『オトナライフ』より 引用)

鍵垢で「あまり人に見られたくない内容」も投稿している場合、ツイートの削除を検討しましょう。ツイートの全消しについては、こちらの記事で解説しています。

鍵を外すと鍵垢期間中に届いたフォローリクエストはどうなる?

フォローのリクエストを受け取った側は、「フォローリクエスト」から確認ができます。

【Twitter】「鍵垢(非公開)」の解除方法を画像付き解説!鍵を外すときの注意点は?
【左】メニューの「フォローリクエスト」を開きます。【右】フォローリクエストが一覧で確認できます。承認する場合はチェックマークを、拒否する場合はバツのマークを選択します(画像=『オトナライフ』より 引用)

また、フォローリクエストを保留にしたまま、鍵垢を解除するとフォローリクエストは確認ができなくなります。

【Twitter】「鍵垢(非公開)」の解除方法を画像付き解説!鍵を外すときの注意点は?
【左】フォローリクエストを保留にしたまま鍵垢を解除すると、メニューより「フォローリクエスト」がなくなり、リクエスト一覧が確認できなくなります。【右】リクエストを送ったアカウントからフォローもされません(画像=『オトナライフ』より 引用)

一方、フォローリクエストを送った側のアカウントは、フォローリクエストが保留になったまま鍵垢が解除された場合は、再度フォローする必要があります。

【Twitter】「鍵垢(非公開)」の解除方法を画像付き解説!鍵を外すときの注意点は?
【左】フォローリクエストを送った側は、フォローリクエストを送ると「フォロー許可待ち」となります【右】リクエストが保留のまま鍵垢が解除された場合、リクエストが無効になるため、再度フォローする必要があります(画像=『オトナライフ』より 引用)

鍵垢期間の過去ツイートは他アカウントの検索には出ない

鍵をしている間にしたツイートは、他のアカウントが検索しても検索結果に出てきません。過去に鍵垢にしたアカウントを「大きく育てたい」場合、この点がネックとなる可能性があります。

【Twitter】「鍵垢(非公開)」の解除方法を画像付き解説!鍵を外すときの注意点は?
①公開アカウント→②鍵垢→③公開アカウントと変更した場合、①の期間のツイートは検索結果に表示されますが、②鍵垢の期間のツイートは他のアカウントの検索結果に表示されません。鍵を外しても鍵垢期間の過去ツイートは検索に出ないことから、長期間に渡って鍵垢だったアカウントを、影響力のあるアカウントに育てるのは難しいかもしれません(画像=『オトナライフ』より 引用)

「フォローされたままアカウント削除した相手はブロックできない」ことも注意

鍵垢にすると、フォロワー以外に自分のツイートを非公開にできますが、鍵をかける前からのフォロワーは引き続きツイートが閲覧できます。つまり、「鍵垢にした」としても「ツイートを見てほしくないフォロワー」に閲覧できないようにするわけではありません。そうしたユーザーの声を受け、Twitterでは2021年10月からフォロワーを削除できるようになりました。

しかし「フォロワー削除されるよりも前に、自分のアカウントを削除」することで、フォロワー削除をさせないというユーザーも中にはいます。削除されたアカウントは、フォロワー削除できないからです。

【Twitter】「鍵垢(非公開)」の解除方法を画像付き解説!鍵を外すときの注意点は?
Twitterではアカウントを削除後30日間以内であれば、アカウントを復活させることができます。一部の悪質なユーザーは、フォロワー削除の対象にならないように「鍵垢を閲覧後、アカウントを削除。ツイートを見たいときはアカウントを復活させる」ことを繰り返すことがあるので、注意してください。ツイートを見られたくないフォロワーがいるときは早めにフォロワー解除もしくはブロックしておきましょう(画像=『オトナライフ』より 引用)

Twitterの鍵垢解除に不安を感じるときの対処法

たとえば不快なアカウントから多数のフォローがあったときや、自身のツイートに妙な人から絡まれてしまった時などに、Twitterを一時的に鍵垢に変える方は多いのでは。「鍵垢を解除するのが不安」な場合、アカウントを公開アカウントに戻しつつ「リプライ制限」機能を利用すると良いでしょう。

【Twitter】「鍵垢(非公開)」の解除方法を画像付き解説!鍵を外すときの注意点は?
【1】ツイートの入力画面で「全員が返信できます」をタップします。【2】返信できるユーザーを変更できます(画像=『オトナライフ』より 引用)

リプライ制限を用いることでアカウントを公開状態に戻しつつ、フォロー外の第三者などから妙なリプライが届く回数は大きく減少します。加えて「どうしても不快なアカウント」はブロックを適宜行うことで、アカウントを公開状態にしつつも、コミュニケーションを快適に楽しめるでしょう。

鍵垢のままでもフォロワー以外の人に見られている情報もある

リプライ制限やブロックを行う前提でも、公開状態にすることが不安な場合、アカウントを鍵垢のままにしておく方がベターです。しかし「鍵垢のまま」でも、フォロワー以外の人に見られている情報もあることには注意が必要です。具体的にはアカウントのプロフィールやユーザー名、アイコンなどが該当します。

これらの情報もできるだけ伏せたい場合は、鍵垢のプロフィール名の付け方などにも注意すべきでしょう。