工夫を凝らした意欲作が次々と登場する「薄型財布」や「ミニ財布」のジャンル。岩手県で農業を営むデザイナーが発表した、ユニークな三つ折りミニ財布はいかがだろうか。
応援購入サービスMakuake(マクアケ)にて9月29日(金)までオールインワンウォレット「dritto 3 thin(ドリット スリー シン)」の先行予約販売プロジェクトを行っている。
胸ポケットに入るサイズを目指した「dritto 3 thin」
「dritto 3 thin」は牛革の三つ折りミニ財布だ。過去のクラウドファンディングで支援総額2,900万円を超えたdrittoシリーズの新商品となる。
プロジェクト実行者は岩手県で代々続く農業を営みながら、世の中にない革新的な製品を販売するという“新たな兼業農家モデル”を標榜するプラウズ社。代表者の菊地信吾氏がデザイナーを務める。
直線をメインにしたデザインのため、イタリア語で「真っ直ぐな」という意味をもつ「dritto(ドリット)」という名前が付けられた。
目指したのは煙草サイズのミニ財布。喫煙者が減り、これまで煙草が入っていた胸ポケットにぴったり収まる財布があれば、手ぶらで過ごせると考えた。
胸ポケットはもちろん、ズボンのポケット、バッグの小さな内ポケットにも入れられる。マネークリップタイプで支払いが楽なので、海外旅行中のサブ財布としても活躍する。
小さいけれどオールインワンの万能ウォレット
本商品には3つの特徴があるという。まずは、二つ折りの状態で使えること。
通常、三つ折り財布は全開の状態でないとすべての収納スペースにアクセスできない。しかし「dritto 3 thin」は二つ折りの状態でカード、コイン、お札すべての取り出しが可能。お札は折らずに収納できる。
コインポケットが背面に付いていることの多い三つ折り財布だが、「dritto 3 thin」は構造を見直し、財布を持ち替えることなく小銭を取り出せる仕組みを実現した。
2つめの特徴は、最小・最薄に挑む圧倒的な小ささ。約6.2cm×8.8cmの極小サイズながら、紙幣8枚、カード5枚が収納可能だ。
コインポケット不使用時の厚みは約20mm。コインは12枚まで収納可能で、後述するように鍵まで入る。コイン、鍵の状態により厚みは変動するが、コンパクトな使用感は変わらない。
コインポケットとバネホックが重ならない独自構造を採用し、財布自体のサイズを極限まで薄くすることが可能となった。
3つめの特徴は、鍵まで入るオールインワンウォレットであること。間に革があるので、カードを傷つける心配なく鍵を入れることができる。
カラーは7色から選択可能。今後もさらなるシリーズ展開を予定する。
キャッシュレス時代にぴったりの、スマートな極小財布。鍵まで収納可能なので、あとはスマートフォンを手にすれば、さっと出かけられる。日々忙しく動くアクティブな人におすすめだ。
dritto 3 thin
プロジェクト期間:実施中~9月29日(金)
一般販売予定価格:23,500円(税・送料抜)
外形寸法:(約)縦6.2cm×横8.8cm×厚み1.8cm(未収納時)
製品重量:(約)46g
素材:牛革(イタリア BADALASSI CARLO社 プエブロ)、真鍮バネホック(イタリア PRYM社)
(SAYA)