今年は外出規制が緩和され、4年ぶりに開催される花火大会が多い。そこで、関東でおすすめの花火大会を紹介していく。久々の夏の風物詩を、今から楽しみにしている人も多いことだろう。しっかり準備して最高の夏を迎えてほしい。
東京で開催される花火大会おすすめ3選
まずは、東京で開催される花火大会を三つ。
いたばし花火大会(開催日:8月5日)
いたばし花火大会は、同日には対岸で「戸田橋花火大会」も開催され、合わせて約1万3000発が披露される。
日本最高峰の花火師10人が手掛けた芸術玉の打ち上げや、東京最大の尺五寸玉は見物だ。また、総延長700mで関東最長クラスの「大ナイアガラの滝」は迫力満点で、圧倒されること間違いなし。
神宮外苑花火大会(開催日:8月12日)
神宮外苑で開催される神宮外苑花火大会では、1万発の花火が東京の夜空を彩る。有料観覧会場では、アーティストによるライブも行われ、音楽とともに花火を楽しめるのが特徴だ。
最寄りの外苑駅から神宮球場までの間や、明治公園には屋台が出店されており、有料会場以外でも楽しめる。東京を代表する花火大会であるため、混雑必至なのは覚悟しておこう。
調布花火2023(開催日:9月24日)
多摩川河川敷で開催される調布花火大会は、38回目を迎える関東屈指の花火大会だ。最大8号玉の大玉を使った大スターマインなどさまざまな花火が打ち上げられる。
調布が元祖といわれる、花火と音楽がコラボレーションした「ハナビリュージョン」は見物だ。音楽と花火がコンピュータ制御によりシンクロし、映画音楽をもとにしたプログラムが繰り広げられる。
関東近郊で開催される花火大会おすすめ4選
次に、関東近郊でおすすめの花火大会を紹介する。どれも見所たっぷりの花火大会のため、ぜひ参考にしてほしい。
手賀沼花火大会2023(開催日:8月5日)
千葉県我孫子市の手賀沼で開催される花火大会で、柏・我孫子地域の夏の夜空の風物詩だ。市民募金や協賛金を受け付けており、市民が支え、市民が参加する花火大会なのが特徴となっている。
各種花火が約1万3500発打ち上げられる予定で、中でも大迫力のウルトラジャンボスターマインや幻想的な水中花火に注目してほしい。
とりで利根川大花火(開催日:8月12日)
茨城県取手市の利根川河川敷で開催されるのが、とりで利根川大花火。取手市の夏のビッグイベントとしてもおなじみだ。
注目は、花火の連続だろう。4号から尺玉の大連発、連続スターマインなど、息つく暇もなく打ち上げられる花火の数々が利根川の夜空を彩ってくれる。
湘南ひらつか花火大会(開催日:8月25日)
神奈川県平塚市で開催されるのが、湘南ひらつか花火大会だ。約3000発の花火の打ち上げが予定されている。
見所は、湘南の海をバックに打ち上げられる音楽花火、尺玉、豪華スターマインなど。なかでも尺玉の花火は、湘南地区では希少なため、ぜひ見ておきたいところだ。
大洗海上花火大会(開催日:9月30日)
花火大会と音楽ライブが融合した花火エンターテインメントが、大洗海上花火大会だ。大迫力の2尺玉など豪華な花火が夜空を彩ってくれる。
有料席では、テントや飲食物の持ち込みも可能で、各自さまざまな観覧スタイルで花火を楽しめるのも特徴だ。今年は前年度の6000発から1万2000発へグレードアップしており、盛り上がること必至だろう。