クレジットカードに旅行保険(=海外・国内旅行傷害保険)が付帯しているなら、積極的に利用してほしい。万が一のことに巻き込まれたり、病気やけがで病院にかかったりした際に経済的にかなり助かるはずだ。
とくに、海外は食事や習慣が日本とまったく異なるうえに、時差や長時間の移動など肉体的にも負担がかかる。
そこで十分な補償を受けられるようにするためにも必ずチェックしてほしいことが2つある。
チェック1:利用付帯か自動付帯かを確かめよう
クレジットカードに付帯している旅行保険による補償を受けるためには、クレジットカードごとに所定の条件を満たさないといけない。
重要な要素のひとつが利用付帯と自動付帯だ。
利用付帯 | そのクレカを使って航空券・電車・バスなど公共交通機関利用料の 支払いやパッケージツアーの手配をするなど、 所定の条件を満たした場合のみ補償が受けられる。 |
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自動付帯 | そのクレカを持っている(有効期限内である)限りは、補償が受けられる。 |
自動付帯だった場合、とくに何もしなくても補償が受けられる。
しかし、利用付帯だった場合、所定の条件を満たさないと補償が受けられないため注意してほしい。
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チェック2:治療費がどこまでカバーされるかを確かめよう
クレジットカードに付帯した旅行保険を使う場合、海外で病気・けがをした場合の治療費(疾病・傷害治療費用)の最高保険金額は必ず確認してほしい。
一般的なクレジットカードの場合、数百万円程度に設定されているが、国・地域によっては到底足りないこともある。