『半日の山ハイク 丹沢、箱根足柄、三浦湘南、北相模、横浜川崎』を、東京新聞(中日新聞東京本社)が、8月24日(木)に発売する。
同書は、本格的登山から町歩きまで61コースを案内。頑張って登って体力づくりをしたり、ワンちゃん連れで散歩したり……という人たちへの道標となる本が誕生した。
神奈川の自然がわかる山歩きガイドが誕生
神奈川の魅力と自然を再発見できる山歩きガイド『半日の山ハイク 丹沢、箱根足柄、三浦湘南、北相模、横浜川崎』が完成した。
本書は、基本的にコースタイム3時間以内、すなわち半日で完結する61コースを、神奈川の山を知り尽くす「山楽(さんがく)ライター」が案内する。
著者の樋口一郎(ひぐち・いちろう)氏は、1960年生まれで、横須賀市在住。「山楽ライター」を自称し、山歩きの楽しみを伝えていくことを信条とする人物。
著書に『新釈日本百名山』『鎌倉&三浦半島 山から海へ30コース』(ともに東京新聞)など。また、中日新聞(東京新聞)に「日本百名山」(2011年~ 2013 年)、神奈川新聞に「かながわ百名山」(2020年~2022年)を連載した山のベテランだ。
樋口氏は本書について「神奈川県エリアの山に深く関わるようになって10数年経つ。本書はその集大成でもあり、単にハイクコースを羅列するだけではなく、個々の山の全体との関わりや位置づけ、地質学的・歴史的視点なども盛り込こむことに務めた。」とそのコンセプトを語る。
さらに「様々な視点から山を想いつつハイクしてもらえれば、山への理解も深まり、より充実した体験ができるのでは。その一助となれば幸いだ。」と述べる。
本書に登場する山は、加瀬山、生田緑地界隈、秋葉山、大丸山・天園、鎌倉アルプス、金時山、湯坂道、箱根駒ケ岳、湯河原城山、幕山、日蓮アルプス、嵐山、松茸山、仏果山、経ケ岳、大山、三ノ塔、大野山など。
そして、案内するコースは「港ヨコハマのディープな山巡り」「鎌倉人の息づかいが今も残る湘南の山々」「海と山の道が交わる真鶴半島、温泉だけじゃない箱根」「相模湖を見下ろすミニアルプスと丹沢前衛の峰々」などだ。
首都圏在住ならば身近に感じる神奈川県。その「神奈川百名山」に選ばれた山も多く登場する本書を活用して、神奈川の山に登ってみたらいかがだろう。
半日の山ハイク 丹沢、箱根足柄、三浦湘南、北相模、横浜川崎
著者:樋口一郎
発行:東京新聞(中日新聞東京本社)
定価:1,540円(税込)
仕様:A5判・並製・オールカラー
ページ数:160ページ
発売日:8月24日(木)
(高野晃彰)