ですが当時の勤務先ではかなり忙しい仕事をしていたので、とにかく休みを取るのが大変でした。休暇理由について「自己破産手続きのため」とは言えないので、さまざまな家庭の事情を言い訳にしていました。

しかし最終的には会社携帯のGPSから居場所がばれてしまい、職場に居づらくなったので、借金解決のために仕事を辞めて手続きに全力を注ぎました。

連絡先をリセットしたかったので携帯を解約し新しくしたのですが、分割払いができず家計はますます苦しくなりました。

それ以外でも借金すること、ローンで買い物をすることに慣れ過ぎていて、あらゆる支払いが一括になりかなり苦しめられました。

基本的にローンが組めないので、すべて一括で払う癖がついたことは、結果としてよかったかもしれません。

今でもクレジットカードは持っていません。気分的には懲り懲りなので持とうとも思いません。すべてのものが一括払いでしか買えないので、買えないものに諦めがつきました。

(30代・男性)

今回は、「ブラックリスト入りした結果、どうなってしまったのか」についてのエピソードを紹介しました。

ブラックリストに載ると日常生活においても何かと不便になることがあるので注意しましょう。

文・MONEYTIMES編集部