秋本は「第二ラウンドからこの制度の見直しというものをしていただきたい」と、ルール変更を求めている。国会質問は国会議員の職務権限で、リクルート事件では公明党の池田克也が有罪になった。
これに対して萩生田氏は「途中でルールを変えるというのはどうかな」と答えている。これは河野氏の「いろいろな仕組みを見てみたかったな」という話とは逆である。河野氏が聞き違えたとは思えないので、これは伝聞か作り話だろう。
萩生田氏はルール変更に消極的だった河野氏は再エネ議連がエネ庁に圧力をかけたことは認め、その担当者が「(再エネ議連との)クローズで開催した会合」でしか知りえない話をマスコミに流したと書いている。
提灯記事かどうかのリトマス試験は、まず、萩生田大臣の問題意識である洋上風力の黎明期である今は、価格も大事だがさまざまなプレーヤーにチャンスを与え、力を試させるということに触れているかどうか。今、独占が起きて、他のプレーヤーが消えていけば、長期的に国民が、日本が大損することになる。
— 河野太郎 (@konotarogomame) June 22, 2022
これはまったく逆である。萩生田氏は「途中でルールを変えるというのはどうかな」と言っていたのを、再エネ議連が押しきったのだ。これは秋本のような小物だけでできることではない。業者の金は、議連の他の議員にも渡った疑いが強い。
この書き方からみると、入札ルールの変更を発案したのは河野氏ではないようだが、彼が再エネ議連のトップとして圧力をかけたことは明らかだ。それがこういう結果をまねいたことについて、河野氏には説明責任がある。
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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