チリ人のソウルフード「コンプレート」
さて、その友人に、ご当地グルメを聞いたら「コンプレート」だというので有名店に連れて行ってもらいました。コンプレートは、いわゆるチリ版ホットドッグですが、この国の若者たちにとってはソウルフード的存在。有名店はセントロに隣り合わせにあり、ちょうど昼食時だったのでどちらも行列ができていました。
El guatón
Cevasco
私たちはCevascoの方に入ってみました。スペイン語で「コンプレート」は、完全という意味ですが、コッペパンにソーセージ・トマト・アボカド・ザワークラフトが挟んであり、お好みでケチャップとマスタード、マヨネーズをかけて食べます。びっくりしたのはその大きさ!普通サイズの2倍。

私たちはその前にエンパナーダを食べてしまったので、残念ながら普通サイズをいただきましたが、がっつり食べたい人はぜひビッグサイズを。ビールか、コーラと食べるのがチリ流です。B級グルメを満喫するべし。
この国のソウルフードとはいえ、正直チープな味で、今までファンにはなれなかったコンプレートですがこの店で食べて考えが変わりました。コンプレート、美味しいかも!
ビーチ
期待以上においしかったコンプレートに満足して、次はセントロからバスに乗ってビーチに行ってきました。バスにのること束の間、長く続くビーチがあらわれました。

フンボルト寒流の影響で、夏でも水温は低く、さらに波も荒いので決して海水浴向きではないそうですが、砂は白くとても細かかかったです。ビーチで寝転んで日光浴をしたりちょっと水浴びやビーチバレーなどをして遊ぶにはばっちりそう。私たちが行った日は晩秋の平日で、人はまばらでしたが、週末や夏休みは観光客でとてもにぎやかになるようです。
また、ビーチ沿いは遊歩道になっていて、人間観察をしながらのぶらぶら歩きが楽しかったです。友達のこのエリアでの一押しに連れて行ってもらいました。それは軍施設の向かいにある本物の大砲設備。

なんと運転席に座ってみることができるんです。

この日は午後から曇りはじめ、きれいな夕日は望めなさそうだったので、近くにあるショッピングセンターに行って1日散歩を終えましたが、ショッピングセンターも大きくて楽しかったです。