ジョアン・カンセロ 写真:Getty Images

 バルセロナが、マンチェスター・シティに所属するポルトガル代表DFジョアン・カンセロ(29)の獲得に前進したようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。

 昨季も主力としてプレーし、クラブのラ・リーガ制覇に貢献したフランス代表FWウスマン・デンベレのパリ・サンジェルマン(PSG)移籍が決定的となっているバルセロナ。クラブを率いるシャビ・エルナンデス監督は「PSGの提案には勝てなかった」と認めている。

 そうしなか、バルセロナはデンベレの売却資金で右サイドバックの補強を画策しており、シャビ監督は1月からカンセロにプライオリティを置いていた模様。バルセロナはすでに同選手と個人合意に至っており、現在はシティと契約構造を巡る交渉を行なっているようだ。

 2019年夏にシティに加わり、加入2年目から不動のレギュラーとして活躍していたが、昨季は徐々に出場機会を失うと今冬にレンタルでバイエルンへレンタルで加入したカンセロ。公式戦21試合で1ゴール6アシストを記録したが、バイエルンが買い取りオプションを行使しなかったことにより、シティへ復帰していた。