6月の普通乗用車セグメントの販売は先月に引き続き好調。前年同月比で148.6%と先月のスコア(同147.4%)を上回る結果となった。横幅1700㎜、排気量2000cci以上の普通自動車車種の多くを占め、牽引するSUV車のマーケットも同様、同139.9%、8万7000台以上のセールス(本誌調べ)と前年実績を大きく超えている。
6月もヤリスクロス、ハリアーの2トップは変わらず。ヤリスクロスは7カ月連続の首位を確保した。サマーシーズン、ボーナス期を前に、需要の上がってくる6月ではあるものの、9000台の販売登録で、前年同月比で174%の実績のヤリスクロスは、ヤリスシリーズ合計では17720台と、単独モデル首位のKカーホンダN-BOX(16040台)を超える。ここ2ヶ月ほど首位に肉薄していたハリアーも前年同月比で260%と生産環境の復調ぶりが感じられる。
TOP10圏内では、ハスラー、ランドクルーザー、クラウンクロスオーバーが先月からひとつランクアップを果たしている。ランドクルーザーは5125台を登録したが、前年の1.5倍の台数と好調を維持。300系の内数はガソリン1600台、DE車600台の計2200台と(トヨタ広報発表値)。
提供元・CAR and DRIVER
【関連記事】
・「新世代日産」e-POWER搭載の代表2モデル。新型ノートとキックス、トータルではどうなのか
・最近よく見かける新型メルセデスGクラス、その本命G350dの気になるパワフルフィール
・コンパクトSUV特集:全長3995mm/小さくて安い。最近、良く見かけるトヨタ・ライズに乗ってみた
・2020年の国内新車販売で10万台以上を達成した7モデルとは何か
・Jeepグランドチェロキー初の3列シート仕様が米国デビュ