■JFK暗殺事件とUFO現象の興味深い接点
この後に3人はチェコ・プラハに向かい、アメリカ大使館へ赴き当時の米軍航空駐在官を務めていたトーマス・S・ライアン中佐と面会したことが記録に残されている。当然この一件が報告され話し合われたのだろう。

このUFO目撃に関するニュースは僅かながらアメリカ本国に伝わったということだが、ラッセルは「私はこの件について当局と話し合ったが、彼らは現時点でこの件を公表するのは賢明ではないという意見だ」と述べている。したがってこの一件の報道は差し控えらえたことになる。
ラッセルは後にJKF暗殺事件を検証する「ウォーレン委員会」の委員となり、事件調査の責任者の1人となった。実に意外なことに、JFK暗殺事件とUFO現象の興味深い接点が生まれたことになるのかもしれない。

そしてリー・ハーヴェイ・オズワルドの郵便通信を監視していたと言われているCIAエージェント、ルーベン・エフロンの名前が明らかになり、彼がソ連でUFOを目撃していたことは想像力を刺激する出来事といえそうだ。
アメリカ国立公文書記録管理局は今年4月以来、JFK暗殺に関する2600件以上の文書を公開したが、その中に図らずもUFOに関する文書が存在していたことは、昨今のUAP/UFO情報開示の機運をさらに高めそうだ。
参考:「Daily Mail」ほか
文=仲田しんじ
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提供元・TOCANA
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