小アジを求めて7月7日に、愛知県・南知多町の豊浜釣り桟橋に夫婦で釣行してきた。釣行当日は、小アジ好調で多点掛けを楽しみ、鮮度抜群のマアジをゲットできた堤防のサビキ釣りをレポートする。
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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・石川友久)
豊浜釣り桟橋でサビキ釣り
妻と近所のスーパーに買い物に出かけた際、鮮魚コーナーで小アジを見ていてしばらく小アジの南蛮漬けを食べていないことに気がついた。昨年この時期に小アジがよく釣れたことを思い出し、鮮度がいい小アジを求めて愛知県・南知多町の豊浜釣り桟橋に釣行することにした。
7月7日、午後10時に自宅を出発。豊浜釣り桟橋は人が多いため、釣り場を確保する必要があるためだ。駐車場に11時30分ごろに到着すると、湿気を含んだ風が少し強く吹いており、体感温度としてムシムシした。
状況としては、ポツポツと釣れるが爆釣というわけではなく、10分くらいの間隔で釣れる感じ。群れが回遊してくるタイミングで釣れるようだ。釣れるアジは15cmほど。時々大きな引きを見せるのはサバ。アジに比べてひと回り大きいようだ。
夜中に釣れるマアジは良型
私たちも釣り開始。今回はアミエビにシロメを混ぜて粘り気を出し、サビキバリにエサが付着して残るようにした。時合いではないので、アミエビはハリに付着させるだけで、マキエはしない。
最初に妻が良型のアジをキャッチ。夜中に釣れるマアジは型がいい。着底させてからハンドルを2回回したとのことで、中層より下にいるようだ。しばらくして私も同じサイズのマアジをキャッチ。30分に1匹ペースだ。
小アジ好調!多点掛け
午前3時30分を過ぎたころ、周囲が明るくなったと感じたころに小アジが釣れだした。4時ごろにピークを迎えると、空バリのまま仕掛けを投入しても多点掛けになる。妻が一度に4匹掛けて「うわぁーすごいすごい。私小アジ釣りに名人になったわ」と楽しんでいた。
この時合いは午前5時ごろまで続き、その後は1回の投入で1匹と活性はダウン。6時を過ぎるとサバの活性が高くなり、表層付近で荒食いするので仕掛けが中層まで届かなくなった。
この日は小アジとサバがよく掛かってきたが、その他にはカマス、小メバル、小ダイが掛かり、豊浜釣り桟橋の魚影の濃さを実感した。