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トヨタがEVやPHEVを活用したワーケーション体験を提案
給電車と定額居住サブスクの組み合わせで実現する「エレワーク」

トヨタがEVやPHEVを活用したワーケーション体験を提案

トヨタが提案する新しいワーケーションのかたち「エレワーク」とは?モニター募集中
(画像=『MOBY』より 引用)

トヨタは2023年7月24日、定額制多拠点居住プラットフォームを運営する株式会社アドレスと協業し、全国の生活拠点に滞在しながら給電車を活用したテレワークが体験できる「クルマでワーケーション体験」モニターキャンペーンを同日から実施することを発表しました。

株式会社アドレスが提供する多拠点居住生活サービス「ADDress(アドレス)」と、『bZ4X』や『プリウスPHEV』などの給電車を組み合わせることで、仕事と余暇を両立させ充実した時間を過ごせるワーケーションに、新たな選択肢「エレワーク」を提供できるとトヨタは説明しています。

給電車と定額居住サブスクの組み合わせで実現する「エレワーク」

トヨタが提案する新しいワーケーションのかたち「エレワーク」とは?モニター募集中
(画像=『MOBY』より 引用)

「エレワーク」とは、電気(electricity)とテレワークを掛け合わせてトヨタが生み出した造語であり、給電車の電気を活用して場所を選ばず自由に働くことを指すとのことです。

電気自動車(EV)やPHEVなどをはじめとするハイブリッドカーは、大容量の走行用バッテリーから電気を取り出し、災害時の非常用電源としてはもちろん、日常的な用途でも場所に縛られることなく大量の電気を使うことができる利点があります。

一方、株式会社アドレスが提供する多拠点居住生活サービス「ADDress」は、全国に数百か所ある空き家やシェアハウス、ホテル等を月額9,800円から利用できるサブスクリプションサービスであり、テレワークの浸透に伴って利用者は年々増加中とのことです。

この2つを連携させることで、避暑地でのエレワークや家族レジャーの合間のエレワークなど、従来のテレワークよりも進化したワーケーションの方法を提供するのが今回の取り組みの目的とされ、給電車で社会を変える「#電気が動くとできること」プロジェクトの一環として実施されます。

実際にエレワークを体験した感想

ケース1:家族ワーケーション体験者 後藤さん一家
キャンプ場でも快適な環境で仕事ができ、料理もできたりすることに感動しました。給電車があるだけで、好きな時に、好きな場所で、好きな暮らしを、家族揃って実現できるかも。そんな期待を感じる貴重な体験でした。マイカーを購入するときはぜひ検討してみたいです。

ケース2:ソロワーケーション体験者 遠藤さん
よく普段からワーケーションをしていますが、これまではカフェやADDressの家など、コンセントがある場所を事前に探して仕事をしていました。給電車があれば、いつでも自由に、外でも仕事をすることができるので、ワーケーションの選択肢がすごく広がりました。