ブンデスリーガ(ドイツ1部)アイントラハト・フランクフルト所属の元日本代表MF長谷部誠は、今年3月に1年間の契約延長に合意。新監督から称賛を受ける中、現地ではさらなる契約延長の可能性が報じられている。
同選手は2014年からフランクフルトでプレー。2021/22シーズンは副キャプテンという立場でUEFAヨーロッパリーグ制覇に大きく貢献すると、昨季も出場試合数こそ少ないものの精神的支柱としての役割を果たしている。
ドイツ誌『ビルト』の報道によると、ディノ・トップメラー新監督は長谷部について「彼はセンセーショナルな男だ。非常に賢く、スペースに出すパスのクオリティが高い。年齢は関係ないし、今季も自身の役割を果たすだろう」と期待感を寄せているという。するとフランクフルトの専門サイト『SGE4ever』は、長谷部の今後について以下のように綴った。
「長谷部は現在、ブンデスリーガにおける現役最年長選手である。39歳の彼とアイントラハト・フランクフルトとの契約は来年6月までとなっており、契約期間をさらに1年延長する可能性も排除できない」
「来年1月に40歳の誕生日を迎える長谷部は、クラブ新記録を樹立することになりそうだ。次の公式戦でプレーすれば、ウリ・シュタイン氏の記録を抜き、フランクフルトでプレーした史上最年長選手となる」
以前と変わらず経験豊富なベテラン選手として、チーム内外で絶大な信頼を得ている長谷部。センターバックを本職とするDFロビン・コッホが内転筋の問題で離脱していることもあり、今月13日開催のDFBポカール(ドイツ国内カップ戦)でのプレーが期待されている。