「年収100万ドル(約1億1419万円)と本当の愛、どちらを選ぶ?」というサーベイで、過半数がお金を選ぶというシビアな現実が明らかになった。
離婚経験者の7割が金銭重視派であるなど、この傾向は別離・離婚経験者になるほど高くなる。恋愛関係や夫婦関係と経済面に関連性をもたせる傾向は、男性よりも女性の方がはるかに強い。
4割の女性が「パートナーの所得がふたりの関係に影響する」
この調査はオンライン・ファイナンシャル・サーベイ「Money and SurveyMonkey」で、4447人の米成人を対象に実施された。選択肢は「年間100万ドルを生涯受けとる」と「一生涯の愛」のふたつである。
お金を選んだのは別離経験者が最も多く71%。次いで離婚経験者と同棲者が59%。独身者は55%。事実婚者は45%、既婚者は44%と、かろうじて半数以下にとどまった。
70%が「将来に経済的な不安を強く感じていると答えていることから、こうした傾向がけっして金銭に対する執着心に起因するでものではないことがわかる。つまり「結婚」という法的な配偶関係の締結がない回答者ほど、金銭的な「保証」になんらかの安らぎを見いだしているということになる。
また「女性の方が男性よりも金銭を重視する」という、もうひとつ興味深いサーベイ結果も報告されている。米ビジネス情報サイト「サラリー・コム」が2000人の成人を対象に実施したもので、「パートナーの所得がふたりの恋愛(あるいは夫婦)関係に影響する」と答えた男性が23%であるのに対し、女性は41%。
「パートナーの所得が低いことが破局の原因になったことがある」という質問でも、「ある」と回答した78%が女性だった。
「専業主婦(あるいは主夫)になりたいというパートナーを経済的に支援する」と答えた男性と女性の割合は2:1という結果だ。
文・ZUU online 編集部
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