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「鑑賞」と「観賞」は使い分けるのが難しい
まとめ

「鑑賞」と「観賞」は使い分けるのが難しい

【かんしょう】「鑑賞」「観賞」に意味の違いはある?どのような使い分けをするの?
(画像=『FUNDO』より 引用)

正直なところ「鑑賞」と「観賞」を使い分けるのは難しいです。

映画は「鑑賞」か、それとも「観賞」か
「鑑賞」と「観賞」を使い分けるのは難しいとされています。
実際に映画を見ることは「鑑賞」でも「観賞」でも表現できます。
そのため、厳密にどちらが正解でどちらが不正解ということもありません。
ただし、状況次第では「鑑賞」「観賞」それぞれが適した場面というのもあります。

娯楽作品だからといって「観賞」になるとは限らない
例えば、コメディ作品などは「観賞」を使用されることが多いです。
しかし、必ずしもその限りではなく「鑑賞」が使用されることも少なくありません。
そこに芸術性があるかどうかで使い分けるという意見もありますが、映画などの娯楽作品であればどちらの表記も間違いではありません。
このように「鑑賞」と「観賞」の使い分けは曖昧なのです。

自然のものも人の手が加えられ芸術作品になれば「鑑賞」になる
例外として自然のものであっても人の手が加えられたものは「鑑賞」となることもあります。
要は特定の意志によって芸術性を持たせられたものは「鑑賞」となると考えて良いでしょう。
事実、自然をテーマにしたアートも「鑑賞」と表現されます。
このようにオリジナルのアレンジが加えられたものは「鑑賞」となる傾向にあります。
ただ、子供たちが描いた単なる絵などは「観賞」でも表現可能です。
ここからもわかるように「鑑賞」と「観賞」の使い分けは状況ごとに変わるのです。

芸術関連はわざと「観賞」にしていることもある
例外として、芸術関連の作品においてはわざと「観賞」にしていることもあります。
そこは「どのように見てほしいのか」で変わることもあります。
気軽に見てほしいのなら「観賞」も十分にありでしょう。
逆に時代背景などに思いを馳せてもらいたいなら「鑑賞」もありかもしれません。
そこは明確な定義がないため、状況に合わせて使用すれば問題ないということです。

まとめ

「鑑賞」も「観賞」も見ることを意味する言葉です。
これらは対象によって使い分けられることも多いです。
しかし、逆に使い分けが曖昧な例も少なくありません。
そこはどちらを使用しても問題ないという結論で良いでしょう。
ただし、その場に適した表現があるからこそ両者を適宜使い分けてみるというのも良いかもしれません。

提供元・FUNDO

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