洗練されたデザインは魅力的だが、アフターサービスが気になる住宅設備の輸入。とりわけキッチンは、故障などのアクシデントが生活に与える影響が大きい。

日本のシステムキッチンのパイオニアであるクリナップが、イタリア高級キッチンブランド Valcucine(バルクッチーネ)の日本限定国産モデルValcucine JP「iaponica(イアポニカ)」を全国で販売する。設置からメンテナンスまで一貫して同社が対応する。

世界の富裕層から愛されるイタリアの「Valcucine」

Valcucineは、1980年にヴェネチア・ジュリア州で誕生したキッチンブランドだ。ガラスや天然石など多様な素材の組み合わせと、イタリアの職人による芸術的な意匠は、世界の富裕層から愛される。

そして「Valcucine JP」は、Valcucine社による日本限定のセカンドブランドとなる。

全体のデザインはValcucine社の創業者兼デザイナーのガブリエル・チェンタッソ氏が監修。クリナップが共同開発し、商品の生産を担う。

この度の全国販売開始に伴い、全国のクリナップ営業所にてプランニング、販売、取付・設置、アフターサービスと、一貫して対応できる体制を整えた。

海外ブランド品でありながらも素早く細やかに対応できるのは、キッチン専業メーカーとして長年の実績を持つ同社の国内生産モデルならでは。

Valcucineのデザイン思想を受け継いだ国内規格商品であり、納期の短縮や輸入コストの削減を実現した。イタリアの「美学」と日本の「技術」を融合した、今までにない至高のキッチンだという。

日本の生活事情に合わせた「Valcucine JP」

全体をフラットに仕上げたスタイリッシュなデザインの中でも、目を引くのはワークトップ下部に水平ラインを描く「ベルトライン」。

クリナップが強みとするカラーステンレスによる「ベルトライン」は繊細な輝きを放ち、芸術性を高める。

イタリアの美意識を体現しながらも、日本のニーズに合わせた実用性を備える。加熱機器や水栓、食器洗い乾燥機など、日本人のライフスタイルに合わせたプランニングが可能だ。

また、クリナップ独自の親水性のセラミック系特殊コーティング「美コート」をValcucine JPでも採用し、汚れを落としやすい日本品質の機能的なシンクを取り入れた。

国内で人気のあるシーザーストーンをはじめとしたクォーツストーンや、セラミック、人工大理石、ステンレスなど多様な素材をラインナップする。