Rakuten最強プラン(データタイプ)にはどんなデメリットがある?
これまでRakuten最強プラン(データタイプ)のメリットばかり紹介してきましたが、ほかに何かデメリットはないのでしょうか?
そこでここでは、3つのデメリットを紹介しますので、ぜひメリットと合わせて比較検討してみてください。
【デメリット1】デュアルSIM用ならさらに安い格安SIMがある
メリット1では、大規模通信障害に備えて他キャリアでデュアルSIM運用したいとき、楽天モバイルの無制限で月額3,278円という料金は圧倒的に安いと紹介しました。
しかし、本当に大規模通信障害に備えるだけでいいなら、サブ回線にはさらに安いプランもあります。
たとえば、格安SIM最大手のIIJmioでは、月2GBプランがデータ専用SIMのeSIMなら月額440円、月20GBでも月額1,650円です(ドコモ回線のみ)。
また、音声通話付きのeSIMでも月2GBなら月額850円、月20GBでも月額2,000円で済むのです(au回線のみ)。
さらに、auの格安プラン「povo2.0」(音声通話付きSIM)は基本料0円で、必要なときにデータ通信量のトッピングを購入するスタイルです。
実質6カ月まではトッピングを買わなくても無料で回線をキープできるので、万一の大規模通信障害に備えるということなら、povo2.0のほうが適しているでしょう。
【デメリット2】3分で申し込めても結局は音声通話付きSIMと料金は同じ!
Rakuten最強プラン(データタイプ)をネットからeSIMで申し込むと、わずか3分で開通できると紹介しました。
しかし、これは楽天カード所有者限定で、本人確認書類の提出やeKYCでの自撮りをしなくて済むというだけで、そのメリットは申し込み時間が10分程度短くなるだけです。
この10分のために、わざわざ通話ができないSIMを申し込む必要はありませんよね。料金は同じなのにRakuten最強プラン(データタイプ)では通話ができず、RakutenLinkアプリでの無料通話もできませんし、キャリアメール(楽メール)も使えないのです。
【デメリット3】データ専用SIMは楽天モバイルのキャンペーンの対象にならないことも!
最後に注意したいのが、「Rakuten最強プラン(データタイプ)」を契約しても、楽天モバイルで行われているキャンペーンの対象にならないことが多いことです。
たとえば、「iPhoneトク得乗り換え!対象のiPhoneが最大24,000ポイント還元!」キャンペーンでは、初めて楽天モバイルに申し込んでiPhoneを購入すると、最大2万4,000ポイントも還元されます。
しかし、このキャンペーンでは「Rakuten Link」を使用するのが条件となっているので、Rakuten最強プラン(データタイプ)の申し込みは対象外になっているのです。
まとめ
いかがでしょうか? 今回は楽天モバイルのデータ専用SIM「Rakuten最強プラン(データタイプ)」について解説しました。
現在は初月3GBまでなら実質無料で利用できるので、楽天モバイルのエリアやネット接続状況を調べるにはちょうどいいと思います。
しかし、メリットとデメリットを比較すると、やはり音声通話付きプランと料金がまったく同じだという点がどうしてもメリットを上回ってしまいます。
できれば、音声通話付きプランよりもう少しだけ料金を下げてもらえれば、さらに利用価値が高まると思いますがいかがでしょうか。
文・すずきあきら/提供元・オトナライフ
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