ロンドン生まれの折りたたみ自転車ブランド「BROMPTON(ブロンプトン)」が、日本初上陸の「T Line Urban」を9月1日(金)に発売する。

BROMPTONは1975年に最初の1台を製造して以来、世界中で愛され続けているブランド。今回の記事では、その理由と魅力を紹介したい。

世界中で愛される自転車ブランド「BROMPTON」

早速、BROMPTONのこだわりや他ブランドとの大きな違いから説明しよう。

約20秒で簡単に折りたたみ可能

同ブランドでは、1975年に創設者のAndrew Richie(アンドリュー・リッチー)氏によって発明された独自の折りたたみ手法を、今もほぼ変わらず採用している。ホイールよりわずかに大きいロック式に20秒以内で簡単に折りたためる、他に類を見ない自転車だ。

ロンドン生まれの質の高さが魅力

同ブランドの自転車は、イギリス・ロンドンの自社工場で職人が一台一台丁寧に手造りしている。フレームは“ろう付け”と呼ばれる技術を用いて接着。塗装を含め、あらゆるステップを職人が手作業で行っており、同じ品は1つとしてない。

ライフスタイルを変える自転車

BROMPTONの自転車は小さく折りたためるため、通勤電車や車、飛行機、タクシーにも乗せることができる。今のライフスタイルや活動範囲を広げることができるのが魅力だ。

日本発上陸の「T Line Urban」に注目が集まる

今回日本にやってくる「T Line Urban」(税込775,500円)は、これまでにない軽量さ、そしてパフォーマンスを誇る折りたたみ自転車となっている。

本体重量7.95kg、驚くほどに軽い

「T Line Urban」は重さが10kgを下回り、片手で持ち上げられるほど軽量。

超軽量チタンフレームを使用することで、従来のBROMPTONのオールスチール製フレーム「C Line」より37%も軽量化しつつ強度を維持した。開発チームによる厳格なテストをクリアしているため、頑強さも申し分ない。

ゼロから設計されたコンパクトなドライブトレイン

折りたたみの内側に収まるようゼロから設計され、都市で最適なパフォーマンスを実現するよう造られている。

カーボンクランクセットが大きなパワーを発揮する他、60グラムのディレイラーは小さなパッケージでスムーズなシフトを実現した。

スチール外装カーボンシートポストを備えた世界初のバイク

通常のカーボンシートポストは硬くて丈夫で軽量だが、折り畳み自転車の日常的な使用には耐えられない。

そこでブランドの設計エンジニアは、カーボンの限界を0.3mmの鋼鉄外装で強化する新しいプロセスを開発。その結果、折り曲げによる磨耗、110kgの荷重、全天候型ライディングに耐えられるシートポストが誕生した。

細部にまでこだわりを詰め込む

従来のモデルから引き継いでいるのは折り畳みの仕組みのみ。そのほかの技術はすべて改良が加わっている。

具体的には、従来のものより折り畳むのが速くなり、持ち運びが簡単に。新しい自動調整ヒンジ、カチッと音がするスプリング式ハンドルバーキャッチを採用している点もポイントだ。流れるように動く大きなローリングホイール、握りやすいカーボンサドルにも注目したい。

「T Line Urban」で、毎日の暮らしに新たな刺激を加えてみては。

(IKKI)